2015 Fiscal Year Research-status Report
パネル動学離散選択モデルの開発と女性のライフコース分析への応用
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26380273
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
鹿野 繁樹 大阪府立大学, 経済学部, 准教授 (80382232)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | パネルデータ / 動学プロビット / 労働供給 / 結婚 / 出産 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、個票パネルデータに基づく新たな動学的離散選択モデルの開発、および推定・検定方法の提案である。さらにこれらの手法を、就業や婚姻、出産といった、日本人女性のライフコース上の意思決定メカニズムの実証分析に応用する。 本年度の主な活動は、昨年度分の研究成果の報告である。具体的には、The 21st International Panel Data Conference (June 29-30, 2015, Budapest, Hungary)において、”Moment-based Specification Tests for Random Effects Dynamic Probit Models”の報告を行った。報告後、そして開催期間中、参加者から多くの有益なコメントをいただいた。 またThe Household, Income and Labour Dynamics in Australia (HILDA) Data (University of Melbourne)および「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」(東京大学社会科学研究所)のデータ申請・取得を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
特に遅延なく進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度は、これまでの成果に加え、パネルデータの欠損の問題を考慮した推定・検定法を考えたい。
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Causes of Carryover |
海外渡航費が予想よりも安価であったため、次年度使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
ソフトウェアのアップデートに充てる予定である。
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Research Products
(1 results)