2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of an Educational Game for Sustainable Supply Chains
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26380475
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
中野 冠 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科(日吉), 教授 (10394454)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
湊 宣明 立命館大学, テクノロジー・マネジメント研究科, 准教授 (30567756)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 教育ツール / 要求分析 / 国際情報交換(アメリカ、インドネシア) |
Outline of Annual Research Achievements |
1.食品廃棄に関する持続可能なサプライチェーンに関する教育ゲームを開発し、その成果を英文誌(International Journal of Sustainable and Development and Planning)と国際学会(ISAGA2016 :International Simulation and Gaming Association)で公表した。また、改良版を開発して、ISAG2017に投稿した。 2.経済性、環境性、リスク耐性の3要素を含む持続可能なサプライチェーン教育ゲームを開発して、国際英文誌(IJAT: International Journal of Automation Technology)と国際学会(ISAGA2017)にそれぞれ投稿した。 3.MITやスチーブンス工科大学の研究者と議論するとともに、慶應義塾において国際シンポジウムを行い、協力研究者であるインドネシアWidyatama大学Dr. Prambudiaなどと意見交換を行った。 4.持続可能性評価指標開発の一環として、シェールガス開発による水不足、自動車や発電所から生じる排ガスによる大気汚染がもたらす健康被害の経済性評価、有機・無機農業の持続可能なサプライチェーンにおける環境的影響などを調査した。国際学会(7th International Conference on Biology, Environment and Chemistry)で発表した。 5.慶應義塾システムデザイン・マネジメント研究科において、ビジネスゲーム研究会を設立し、国内の大学教員と企業メンバで月一回ゲームの研究・開発について、広く議論する場を作った。今後、この研究で得られた知見やゲーム開発手法をさらに発展させるとともに、企業などで利用できる実践的なゲームとしていきたいと考えている。
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