2015 Fiscal Year Research-status Report
日・米・中・韓・台の消費者行動に及ぼす「消費者エスノセントリズム」の影響と課題
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26380577
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Research Institution | Komazawa University |
Principal Investigator |
朴 正洙 駒澤大学, グローバル・メディア・スタディーズ学部, 准教授 (60507870)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 消費者エスノセントリズム |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の研究活動は、以下のようである。アメリカ・韓国・台湾・中国・日本の消費者を対象とする予備調査と2010年からの調査結果を時系列的に比較分析した。さらに、グローバリゼーションの課題になっている各国の格差問題と消費者エスノセントリズムとの関連性を検証するために、日本の消費者を対象にした定量調査も実施した。各国の予備結果を多変量解析により比較分析した分析結果と定性調査の結果を元に、最終的な本調査の仮説モデルを構築した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画では、本調査を平成27年度に行う予定であったが、国際共同研究加速基金の申請に伴い本調査を平成28年度にした。国際共同研究加速基金による大規模な国外調査を準備した。本調査以外の研究は予定通りに推進している。
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Strategy for Future Research Activity |
本調査を実施して、その調査結果を綿密に分析する。これらの分析結果は、国内外の共同研究者と議論して、国内外の学会で報告する予定である。これらの報告で得られたコメントを参考にして、研究論文を作成し、海外の学会誌の投稿も試みる予定である。
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Causes of Carryover |
当初の計画では、本調査を実施する予定であったが、国際共同研究加速基金の申請することによって、本調査を延期した。その理由は、国際共同研究加速基金の採択を備えて、大規模な国外調査に行うために、本調査を平成28年度に行うことにした。本調査以外の研究は予定通りに推進している。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度に本調査を行う予定である。
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