2015 Fiscal Year Research-status Report

私的空間におけるアジア消費者間コンテンツ・シェアリング行動とメカニズムの比較研究

Research Project

Project/Area Number	26380592
Research Institution	Okinawa International University
Principal Investigator	原田優也沖縄国際大学, 産業情報学部, 教授 (90352476)
Project Period (FY)	2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords	アジア新中間層 / 日本エンターテインメント / 再利用行動 / インターネット規制 / フィリピン
Outline of Annual Research Achievements	平成27年度はフィリピン（マニラ）で研究協力者（瑞慶覧美恵氏、沖縄国際大学大学院地域産業研究科大学院生2年次）と本プロジェクトフィリピンの研究協力者（Norris Falguera氏）を伴い、フィリピン市場における消費者間コンテンツ・シェアリング行動とメカニズムに関する資料調査および現地視察を行った。フィリピン現地調査において、フィリピン大学図書館、UP Information Technology Development Center,アテネオ大学図書館、マカティ大学図書館、Intellectual Property Office of the Philippines Office of Research and Library、Office of Senator Grace Poe（Internet Regulation and Intellectual Property, Senate of the Philippines)、フィリピン上院資料室などにて情報収集および聞き取り調査を行った。また、Office of Senator Grace Poeの担当者とインターネット規制やフィリピン著作権の問題、ネット上でのエンターテインメントコンテンツのシェアリン行動の実態などについて意見を交換した。さらに、関連資料や図書など精査し、必要な図書資料を収集した。現在、フィリピンの現地調査で得られた情報に基づき、情報を分析しています。
Current Status of Research Progress	Current Status of Research Progress 4: Progress in research has been delayed. Reason ①本務校で教務部長の役職についたことで学内業務（管轄部署：研究支援課、教学課、学務課）が増え、本研究課題に取り組む時間を十分に確保できなかった。 ②中国の調査協力者は事故により、調査協力ができない状態となり、現地調査を延期することになった。 ①と②によって、当初の計画どおり現地調査研究を遂行することができなかったことが理由である。現在までの達成度の評価は「遅れている」である。
Strategy for Future Research Activity	平成28年度調査予定どおり、日本国内で消費者間のコンテンツ・シェアリング行動に関する調査を行う予定です。並行して、海外研究協力者と調整し、平成27年度で実施できなかった海外調査および聞き取り調査などを行い、アジア消費者間のコンテンツ・シェアリング行動を検証します。
Causes of Carryover	本務校で教務部長の役職についたことで学内業務（管轄部署：研究支援課、教学課、学務課）が増え、本研究課題に取り組む時間を十分に確保できなかった。また、現地調査協力者の事故により、調査を延期した。
Expenditure Plan for Carryover Budget	平成27年度の出張予定先および期間を平成28年度に繰り越すことにする。また、現地調査に向けて、調査協力者と調整しながら、計画どおり、調査する。