2015 Fiscal Year Research-status Report
介護保険制度におけるリハビリテーションへの参加状況に認知症治療が与える影響
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26380743
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Research Institution | Miyagi University |
Principal Investigator |
糟谷 昌志 宮城大学, 事業構想学部, 教授 (60305349)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 尚文 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (40255568)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 認知症 / リハビリテーション / 介護保険制度 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、介護保険サービスのリハビリテーション利用者を対象として2つの老人保健福祉施設において、ベースラインの利用者の調査を進めた。ADLの他に、心理検査から認知機能、および医療情報などを収集した。ベースラインにおける調査は、終了に近づいている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
調査対象者に対して、順調に調査を進めることができた。また、調査員の人数を増やし、対応したため、初年度の遅れを取り戻すことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
1年後のフォローアップ調査を開始する。調査項目は、ベースラインのものから絞り込む。また、フォローアップ調査の調査ができるかどうか、通所サービスの利用者リストを現在、ピックアップしている。
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Causes of Carryover |
初年度の対象者の選定に時間がかかったために調査開始が遅れ、やや予算執行が遅れたが、2年目には、順調に調査が進み、初年度の余剰分をかなり圧縮し、今回の収支結果となった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
ベースラインで調査した対象者の1年後フォローアップ調査を開始する。調査項目を精査しており、5月中に開始する予定。また、データ入力のための人件費(謝金等)も必要であるため、研究費を予定通りに使用する計画である。
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Research Products
(8 results)