2016 Fiscal Year Annual Research Report
A psychological study of employees' innovative behavior in SMEs
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26380854
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| Research Institution | Asia University |
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Principal Investigator |
高石 光一 亜細亜大学, 経営学部, 教授 (00350710)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野口 和代 (関口和代) 東京経済大学, 経営学部, 教授 (70350709)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | イノベーティブ行動 / プロアクティブ / 戦略的柔軟性 / 自律性 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
科研費助成事業最終年度である平成28年度には、科研費申請時の計画のとおり、これまで調査・分析した内容をとりまとめ、国内外での報告や投稿を行いました。
①日本企業及び外資系企業における組織の戦略的柔軟性と従業員のイノベーティブ行動との関係性に係る研究が、査読論文としてJournal of Business and Economicsに採択されました（7,4,549-561,2016）。また、②仕事の自律性がイノベーティブ行動に及ぼす影響について、国際心理学会で報告しました（31st International Congress of Psychology, Yokohama, Japan）。そして、③仕事の自律性とプロアクティブ・パーソナリティの交互作用がイノベーティブ行動に及ぼす効果について産業・組織心理学会で報告しました（第32回大会報告要旨 213-216）。
また、これまでの研究を通して、当初のフレームワークには含めていなかった従業員のイノベーティブ行動を促進または抑制する組織・職務特性および個人要因が見出されました。イノベーティブ行動の促進要因には、従業員自身の顧客や後工程の者など他者への志向性（other orientation）、社員の心理的安全（psychological safety）、自分の仕事・パフォーマンスによる受益者への認識（beneficial contact）などがあり、一方、抑制要因としては管理者の変化への抵抗（resistance to change）、役割コンフリクト（role conflict）などが、なんらかの影響を及ぼすのではないかと考えられます。
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