2015 Fiscal Year Research-status Report
子どもと保護者のメンタルヘルスを支える教員研修プログラムの開発
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26380965
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
谷 晋二 立命館大学, 文学部, 教授 (20368426)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北村 琴美 大阪人間科学大学, 人間科学部, 准教授 (80411718)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 発達障がい / 保護者 / 教員 / 研修プログラムの開発 / ACT / メンタルヘルス |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度の計画では、プログラムで作成するテキスト、スライドなどの資料の作成と予備研究を行う予定であった。2015年3月に名古屋と8月に京都で支援者を対象とした予備研究を実施した。この研究には、合計で37名の教師及び支援者が参加して、約5時間のワークショップを行った。この模様は録画され、編集の上、ビデオクリップとしてホームページに公開した。このビデオクリップは、ワークショップを受けた参加者が、その後の継続的な自主学習のために作成した。2つのワークショップのデータは統計的に処理され、2016年6月に開催されるACBS,14th(シアトル)でポスター発表の予定である。 2つの予備研究を踏まえて、テキスト、スライドの改訂作業を終了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
順調に進行している。現在、本実験のための協力機関との調整が進み、本実験のワークショップ開始の場所、日時(2016年8月)が決定した。倫理委員会に申請が終わり、承認を待っている状態である。テキスト、スライド、配布資料の準備を進め、本実験の準備を整えている。 以上のことから計画は順調に進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
2016年8月に予定している本実験を行う。フォローアップの調査は12月に終了する予定であるので、その後データの分析を進める。これまでのデータを分析し、2017年のACBS 15th(スペイン)でその結果を報告し、諸外国の研修者との意見交換を行い、Journal of Contextual Behavioral Scienceに投稿する予定である。 2017年は研究成果のまとめを行い、国際学会での研究成果発表を行う。2018年の教員免許状講習でのワークショップの実施を検討する。
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Causes of Carryover |
本年度実施予定の本実験の実施場所、参加者数が未定であったため、質問紙の購入のための費用、本実験実施のための旅費、会場費などを準備しておいた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
本年度実施の本実験の実施場所(千葉県)、参加予想数(60-80名)が決定したので、必要な質問紙の購入、千葉県までの旅費交通費として使用する。
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Research Products
(2 results)