2016 Fiscal Year Research-status Report
大学における有効なキャリア支援に向けての実証的研究-ジェンダーの視点からの分析
Project/Area Number |
26381147
|
Research Institution | Shibaura Institute of Technology |
Principal Investigator |
谷田川 ルミ 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (20624266)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | 大学生 / キャリア / ジェンダー |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画に基づき、今年度は以下の研究を行った。 ①大学生調査のデータの分析を行った。特に今年度は「キャリア」の中でも「中退」に着目した分析を進め、論文にまとめた。 ②インタビュー調査の分析を進めた。しかし、分析を進めるうちに、首都圏の大学生だけではなく、関西圏や他の地域の大学生、また、大学の入学難易度についても考慮して、再サンプリングを行う必要があることが分かり、追加調査が必要となったため、次年度に追加調査を行い、成果の報告を行うこととした。 ③本プロジェクトに関連するテーマ(子ども・青年とジェンダー)でテキスト(共著)の執筆を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本来であれば今年度で一通りの研究を終了する予定だったが、分析を進める中で、追加のデータを収集する必要があることが分かったため、1年間の延長をして、データの収集と分析、報告を次年度に行うこととしている。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後は、インタビューデータの追加収集を行う。具体的にはこれまでインタビューした大学生が関東の首都圏に限定されていたが、関西圏、その他の地域の大学生にも対象を広げてインタビューを行う。インタビュー終了後、データの分析を行い、学会にて成果の発表と論文投稿を行う。可能であれば、国内学会のみならず、国際学会にて本プロジェクトのまとめとなるような研究発表を行いたい。
|
Causes of Carryover |
昨年度までに実施した大学生に対するインタビュー調査の分析を行う中で、サンプル構成の見直しをする必要があることが分かり、次年度において追加のインタビュー調査を行うこととなった。また成果報告も次年度に行うこととし、調査と報告のための旅費が次年度に繰り越すこととなった。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
追加のインタビュー調査の旅費(約10万円)、テープ起こし(約10万円)、および国内学会、国際学会での報告のための旅費(60万円)、入力・分析に必要な機器(約15万円)
|