2017 Fiscal Year Annual Research Report
A practical study on elucidating and establishing the methods for improvement in housing education skills of school teachers
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26381222
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Research Institution | University of Kochi |
Principal Investigator |
宇野 浩三 高知県立大学, 地域教育研究センター, 教授 (50254678)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 尚弘 北海道科学大学, 工学部, 教授 (80337013)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 住教育力 / 住教育力形成要因 / 住領域研修会 / 住教育教材開発 / 現職教員支援 / 教育効果 / 個別直接支援 / 検証授業調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度・研究期間全体の研究成果は以下のとおり。 1.最終年度の研究成果 (1)現職教員対象住領域研修会を実施し、受講者評価調査をおこない、成果を本研究報告書(教師の住教育力解明とその向上・支援方策確立のための実践的研究、pp109-110、2018.3)に掲載した。住領域研修会の重要性・有効性等を再確認した。/ (2)2016年度に実施した現職教員個別支援と支援結果検証のための授業調査の調査結果分析をおこない、公表した(支援をうけた教師による住領域授業実践の教育効果-教師の住教育力向上への取組(2)-、四国住教育研究報告集第16号、pp69-79、2018.3)。現職教員にたいする個別的直接的支援がきわめて有効であり、当該教員の授業をとおして生徒への教育効果の向上に寄与することを明らかにした。/ (3)2014年度に実施した中学校・高等学校家庭科教員全国調査の詳細分析をおこない、公表した(教師の住教育力の意味と内容-全国調査結果もとづく住教育力・自信度詳細分析-、四国住教育研究報告集第16号、pp19-39、2018.3)。住教育力の内容構成とその形成要因等についてさらに具体的に明らかにした。 2.研究期間全体の研究成果 (1)全国調査等にもとづき、教師の住教育力の内容構成・形成要因を明らかにした。/ (2)全国調査等にもとづき、教員への公的な住教育支援状況を明らかにした。/ (3)住教育力向上のための住領域研修会(評価調査実施)・住教育教材開発(教材資源調査実施)をおこない、その効果を現職教員による授業調査で検証した。/ (4)現職教員への個別直接支援をおこない、その効果を授業調査で検証した。これらの調査・研究をとおして、教師の住教育力の意味・内容・形成要因とその形成方策をを明らかにし、その検証等もおこなった。これらにもとづいて、より有効な住教育力形成が可能となる。
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Research Products
(4 results)