2016 Fiscal Year Research-status Report
アニメのゲーム化による物語構造と受容反応の分析に基づくリテラシー教授の実証的研究
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26381238
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| Research Institution | Baika Women's University |
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Principal Investigator |
畠山 兆子 梅花女子大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50172911)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松山 雅子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (50173927)
羽田 潤 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (90509788)
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| Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | アニメのゲーム化 / TVアニメのあ物語構造 / 物語受容の枠組み / メディア間の物語の補完関係 / メディアリテラシー |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の「研究目的」は、マルチモーダルな児童の物語環境」を明かにすることである。平成27年度は、そのためゲーム理論に関わって基礎から勉強するとともに、ゲームをアニメ化したTV番組を検討してきた。今日の児童の物語環境の内実と、物語を享受する枠組みの変質の実態の一部を明かにした。
「研究実施計画」は、27年度に一部変更を余儀なくされたが、TVアニメ「ソードアート・オンライン」とライトノベル『ソードアート・オンライン１アインクラッド』物語構造の補完関係、RPG「ファイナルファンタジー」のゲームとしての変遷に絞りこむことで、ほぼ目的に沿って達成されつつある。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
１ 26年度の実施した大学生に対するサンプル調査で、個人情報に深くかかわることが判明したこと。２ 小中学生の調査が協力者の転勤等で実施困難になったこと。３ゲーム理論に本格的に取り組まなければならないことが判明したこと。
このほかに、共同研究者が全国学会の開催を引き受け、超多忙になったことも理由に挙げられる。
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| Strategy for Future Research Activity |
29年度は、28年度の研究計画見直しの結果に沿って、研究誌絵かを論文化する予定である。取り上げるのは、TVアニメ「ソードアート・オンライン」、RPG「ファイナルファンタジー」である。また、26年度の実施した大学生に対するアンケートの分性報告書も作成する。以上の結果を踏まえて、研究書の出版を計画している。
夏休みに論文読み合わせの研究会を開催し、年度末に報告書を作成する予定にしている。
また、研究成果をまとめて単行本の出版を企画している。
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| Causes of Carryover |
本格的にゲームの物語を考えるためには、ゲーム理論を基礎から勉強する必要が生じた。そのため多大な時間を必要とし、論文にまでまとめるには時間が足りなかった。
共同研究者が、本年度全国学会当番校の責任者となったため、研究に十分な時間を取ることが難しくなった。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
報告書の印刷費用が300,000円程度必要である。
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Research Products
(3 results)
