2016 Fiscal Year Research-status Report
デンタルインプラントのための顎骨内歯槽管壁の検出法の開発
Project/Area Number |
26420054
|
Research Institution | Toyama Prefectural University |
Principal Investigator |
野村 俊 富山県立大学, 工学部, 名誉教授 (00104977)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神谷 和秀 富山県立大学, 工学部, 教授 (00244509)
松本 公久 富山県立大学, 工学部, 講師 (40457122)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | デンタルインプラント / 顎骨 / 歯槽管 / OCT / 光応用計測 / 白色干渉 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,複数の段差を持った参照面を通常のOCT干渉計に導入することで干渉計を多重化し,複数の基準からの干渉信号を順次生成することで,顎骨穿孔中の歯槽管壁検出の冗長性を持たせることを目指している.平成28年度は,アルミ合金等を超精密切削することで段差参照面を試作する予定であったが,時間的な制約から,準備が整わなかった.そこで,複数のブロックゲージを組み合わせることによって段差参照面を作成し,干渉信号の取得を行った.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の退職後,研究以外の業務が多忙となり,また,当初の計画よりも実験の準備に時間を要したため.
|
Strategy for Future Research Activity |
アルミ合金等を超精密切削することで段差参照面を試作し,特性評価,ならびに,生体試料(豚の顎骨)を用いた測定実験を行う.
|
Causes of Carryover |
研究代表者の退職後,研究以外の業務が多忙となり,また,当初の計画よりも実験の準備に時間を要したため.
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
段差参照面を試作するための材料,加工用の工具,ならびに,干渉計を構成する部品や解析用ソフトウエア,加えて,成果発表用の旅費として利用する予定である.
|