• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2016 Fiscal Year Annual Research Report

Transcriptome analysis of flower life mutant in carnation

Research Project

Project/Area Number 26450048
Research InstitutionNational Agriculture and Food Research Organization

Principal Investigator

棚瀬 幸司  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜花き研究部門 企画管理部, 花き連携調整役 (30355713)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywordsカーネーション / 花持ち / トランスクリプトーム解析
Outline of Annual Research Achievements

カーネーションは通常の品種では品質保持剤を処理しない場合、花持ち日数が約7日である。我々は、花持ちが約3倍の花持ち性に優れるカーネーション品種ミラクルルージュとミラクルシンフォニーを作出している。さらに花持ち日数が約30日の極めて花持ち性に優れる超長命系統を作出している。これらの品種と系統はエチレン生合成関連遺伝子の発現が低く、エチレン生成が極め少ないため花持ちが長い。しかし、花持ち性に関係する原因遺伝子については明らかになっていない。そこで花持ち形質に関与する遺伝子の網羅的な情報を得るためこれらを材料に用いてトランスクリプトーム解析を行った。
通常の花持ちの品種(対照品種)フランセスコおよび花持ちに優れるカーネーション品種ミラクルルージュ、超長命系統532-6の花弁としずいからRNAを抽出し、解析に用いた。マイクロアレイ解析により、対照品種と日持ち性の優れる品種の老化時に発現が異なる遺伝子862個を抽出した。その中で花の老化に伴って発現が上昇する遺伝子群の中にこれまでに明らかになっているエチレン生合成に関連する遺伝子が複数含まれていた。従って、マイクロアレイ解析は予定通り行われた。さらに解析を進めた結果、いくつかの興味深い遺伝子が含まれていた。これらの遺伝子についてクローニングを行い、全塩基配列を確認した。さらに、リアルタイムPCRにより解析したところ、日持ち性の優れる品種と通常品種で発現の差が見られた遺伝子を複数獲得した。今後はこれらの遺伝子について機能解析を行い花持ち性のメカニズムを明らかにする。

  • Research Products

    (1 results)

All 2016

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] キュウリモザイクウイルスベクターによるペチュニアの花色改変2016

    • Author(s)
      棚瀬幸司、松下陽介、望月知史
    • Organizer
      園芸学会
    • Place of Presentation
      名城大学(愛知県・名古屋市)
    • Year and Date
      2016-09-10 – 2016-09-11

URL: 

Published: 2018-01-16  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi