2016 Fiscal Year Annual Research Report
The association between sleep-disordered breathing and prognosis among patients with liver diseases:
Project/Area Number |
26460768
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
古川 慎哉 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (60444733)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
廣岡 昌史 愛媛大学, 医学部附属病院, 准教授 (30432785)
日浅 陽一 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (70314961)
谷川 武 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (80227214)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 肝細胞癌 / 睡眠呼吸障害 / 睡眠時無呼吸症候群 |
Outline of Annual Research Achievements |
愛媛県における主要基幹病院と連携して、本研究に肝細胞症例85例(男性69例、女性17例 53歳から83歳)を本研究の同意を取得して、登録を行った。
本研究においては、自記式質問調査票を用いて、家族歴、飲酒歴、喫煙席、早食いや食事時間などの食習慣、余暇の運動習慣、日常生活の身体活動量等の調査を実施した。また、睡眠に関する調査としてはピッツバーグ睡眠質問調査票、エプワース睡気尺度、夜間の排尿回数を自記式質問調査票を用いて調査を回収し、パルスオキシメーターを用いて酸素飽和度低下指数として3%ODI(oxygen desaturation index)を用いて、5回以上/時間を睡眠呼吸障害、15回以上以上/時間を中等度から重度以上の睡眠呼吸障害と定義した。身長、体重、腹囲などの身体測定を実施し、一般的血清学的検査、生化学検査を行った。また、肝疾患については肝線維化、肝予備能力、腫瘍のサイズ、肝がんのTMN分類Stage分類、病期分類についての調査を実施した。
現在、調査データについてのクリーニングを実施中である。今後は本ベースラインデータを用いて肝細胞癌患者における肥満と睡眠呼吸障害の有病率、睡眠呼吸障害および重症度と肝細胞がんとの進展度について多変量解析を行う予定である。また、今後はさらに縦断的な観察を行い、ベースラインの睡眠呼吸障害と肝細胞がんとの予後等の解析を行う予定である。肝細胞がんの再発をエンドポイントとして、カプランマイヤー法で検討を行い、SDBの肝細胞がんへのリスクを評価する予定である。
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