2017 Fiscal Year Annual Research Report
A pilot study examining the effect of Ancer for the prevention of elderly pneumonia
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26460900
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Research Institution | Tohoku Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
大類 孝 東北医科薬科大学, 医学部, 教授 (90271923)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 晴雄 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (20302250)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 虚弱高齢者 / アンサー / 白血球数 / 高齢者肺炎 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、肺炎は疾患別死亡の第3位に躍り出て、肺炎死の95%が高齢者で占められている。高齢者における肺炎は難治性かつ易再発性で致死率も高く、その予防法の確立が急務である。本研究で、私は、臨床の現場で放射線治療後の白血球減少の予防に使用される結核菌熱水抽出製剤アンサーが、免疫力の低下を抑えて高齢者肺炎の予防効果を有するか否かにつき検討を行った。 その結果、平成26年度から29年度にわたる調査の結果、アンサー投与群(登録時症例 15例:平均年齢73.1±5.4(SD)歳)では、風邪症候群が4名に、急性腸炎が2名に、尿路感染症が1名に認められた。一方、アンサー非投与群(登録時症例 15例:平均年齢73.7±5.1歳)では、風邪症候群が2名に、急性腸炎が3名に、尿路感染症が1名に認められたが、いずれの群においても軽症で両群間で有意差を認めなかった(P>0.10)。また、いずれの群においても、明らかな肺炎発症の患者は認められなかった。
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