2016 Fiscal Year Research-status Report
冠細小動脈の最大充血なしに冠動脈狭窄の虚血を予測できるか?
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26461079
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
日比 潔 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 准教授 (20347339)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 絢介 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 常勤診療医 (70727825)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | FFR / iFR / IVUS / OFDI |
Outline of Annual Research Achievements |
冠動脈造影で中等度病変を有した80病変 (72症例) に対しinstantaneous wave-flow ratio (iFR)、fractional flow reserve (FFR)、intravascular ultrasound (IVUS)、optical frequency domain imaging (OFDI)を施行した。iFRとFFRは正相関した (r=0.63, p<0.001) 。IVUSのminimum lumen area (MLA) とFFRは正相関し (r=0.472, p<0.001)、iFRとも正相関した (r=0.375, p=0.003)。IVUSの10倍の解像度を有するOFDIもFFRと正相関し (r=0.445, p<0.001)、iFRとも正相関した (r=0.357, p=0.005)。また、FFR 0.80を予測するカットオフ値はIVUSのMLAで1.63mm2 (area under the curve [AUC] 0.75, 感度=59%, 特異度=92%)、OFDIのMLAで1.55mm2 (AUC 0.74, 感度= 61%, 特異度=85%)であった。iFR 0.89を予測するカットオフ値は、IVUSのMLAで2.10mm2 (AUC 0.75, 感度=86%, 特異度=56%)、OFDIのMLAで 1.99mm2 (AUC 0.74, 感度=86%, 特異度=56%)であった。以上の結果より、iFR/FFR値とIVUS/OFDIによって計測された解剖学的狭窄度は良好な相関を示した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
最終目標としていた30例を超える80病変72症例の登録ができ、現在論文投稿中である。
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Strategy for Future Research Activity |
学会発表予定であり、論文も投稿中である。 今後さらなる解析を行い、学会発表・論文化を検討する。
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Causes of Carryover |
論文化が間に合わず、別刷り費用分を使用できていないため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
学会参加費用、論文別刷り費用に使用を予定している。
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