2014 Fiscal Year Annual Research Report
インテグリンを制御する細胞骨格蛋白ネットワークの解明と造血器腫瘍治療への応用
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26461402
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
田所 誠司 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (80403062)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金倉 譲 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20177489)
冨山 佳昭 大阪大学, 医学部附属病院, 准教授 (80252667)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | インテグリン |
Outline of Annual Research Achievements |
この研究計画ではインテグリン活性化複合体(IAC)を構成する個々の分子が複合体としてどのようにインテグリンの機能を制御しているかを細胞骨格蛋白ネットワークとしての解析を中心に明らかにすることを目的とする。 その中で本年度は、巨核球系細胞株CMKにレンチウイルスベクターsiRNAを用いて、前研究課題で樹立した、talin-1、kindlin-3のノックダウンされた細胞株に加えて、a-actinin、VASP、RACK1などの各分子がノックダウンされたCMK細胞株の樹立を試みた。目的のタンパクのノックダウンには成功したが、細胞自体のviabilityの低下や、インテグリンの活性化を評価する際にコントロールマーカーとして利用する膜糖タンパクGPIbの発現の変化など、解決すべき問題点が残っており、まだ最適な細胞株は得られていない。 また、IACを構成する細胞骨格蛋白の機能部位を同定するため、a-actininとインテグリンとの結合部位、ならびにインテグリンの活性化を制御する機能残基をブロックするような膜透過型ペプチドをデザインし、合成した。スクリーニング試験ではウエスタンブロット法での結合の抑制や、フローサイトメトリーでのインテグリン活性化の抑制は確認された。
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Research Products
(5 results)
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[Presentation] αIIb(R990W), a constitutive activating mutation of integrin αIIbβ3, knock-in mice show macrothrombocytopenia with impairment of platelet function2014
Author(s)
Kiyomizu K, Kashiwagi H, Kunishima S, Banno F, Kato H, Morikawa Y, Tadokoro S, Kokame K, Honda S, Miyata T, Kanakura Y, Tomiyama Y
Organizer
The American Society of Hematology 56th Annual Meeting
Place of Presentation
Moscone Center, San Francisco, CA, USA
Year and Date
2014-12-08
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