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2016 Fiscal Year Annual Research Report

The elucidation of growth failure due to GH/IGF signaling abnormality

Research Project

Project/Area Number 26461546
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

鞁嶋 有紀  鳥取大学, 医学部, 講師 (20403412)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords成長障害 / GH-IGFシグナル / 遺伝子異常
Outline of Annual Research Achievements

平成29年度は4例の対象者の解析を行った。その内、1例にIGF2のヘテロの病的変異(p.Cys45Ser)が検出された。本変異が父由来であれば本変異が成長障害の原因と考えられ、現在両親の遺伝子解析を行い、その後機能解析を予定している。また、前年度に同定したIGFALS変異(p.Arg229His)とIRS1変異(p.Ser 685_686del)についての機能解析を終えた。その結果、変異IGFALS常遺伝子をHEK293細胞へ導入し、発現について確認したところ、明らかに変異IGFALSでは発現が低下していた。また、変異IRS1遺伝子をHEK293細胞に一過性あるいは永続性に導入したところ、発現の低下がみられ、また長時間のIGF1刺激で、IRS1の発現が著明に低下し、機序として、変異によるIRS1のdegradationの活性化がうたがわれた。したがって、変異により、成長障害をきたす考えられた。IRS1変異による成長障害は世界で報告がなく、現在、論文を作成し、投稿中である。また、前年度までの同定されたIGFBP5変異は現在遺伝子組換えによるプラスミドを作成しており、作成後、HEK293 細胞に導入し、機能解析を行う予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2016

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] IGFALS遺伝子及びIRS1遺伝子異常が同定されたSGA性低身長の一家系:新たな成長障害の解明2016

    • Author(s)
      鞁嶋有紀
    • Organizer
      第50回日本小児内分泌学会学術集会
    • Place of Presentation
      東京国際フォーラム(東京都千代田区)
    • Year and Date
      2016-11-16 – 2016-11-17

URL: 

Published: 2018-01-16  

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