2017 Fiscal Year Annual Research Report
A prospective study for biomakers that predict incident dementia: the Imari study
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26461749
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
川島 敏郎 佐賀大学, 医学部, 客員研究員 (90325605)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
門司 晃 佐賀大学, 医学部, 教授 (00294942)
國武 裕 佐賀大学, 医学部, 助教 (30404148)
溝口 義人 佐賀大学, 医学部, 准教授 (60467892)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 高齢者 / 認知症 / 抑うつ / 頭部MRI / オキシトシン |
Outline of Annual Research Achievements |
佐賀大学医学部精神医学講座では,2004年から佐賀県伊万里市黒川町において、65歳以上の住民対象に健常高齢者疫学調査を3回にわたり実施してきた(以下「黒川町研究」)。2007年~2009年の疫学調査(第2次調査)に参加した健常高齢者の追跡調査を行うため,2016年11月から2017年8月にかけて約100名について,心理検査(認知機能、抑うつ状態評価),末梢血・唾液サンプル,および頭部MRI撮像データが得られた。現在,心理検査、各種生化学指標および定量化された頭部MRI画像データの三者の経時的な関連を解析中である。健常高齢者の精神健康度とオキシトシン濃度とは負の相関関係を示すことを,国際誌上で発表した(Imamuraら、Int J Geriatr Psychiatry 2017)。
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Research Products
(2 results)