2015 Fiscal Year Research-status Report
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26461753
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
福居 顯二 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (50165263)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中前 貴 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (50542891)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | インターネット依存 / 強迫性 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、近年社会問題となっているインターネット依存を、強迫スペクトラム障害の観点から捉え、強迫性障害と共通する神経基盤を持つのかどうかを検証することを目的としている。 2015年度は、強迫性障害患者を対象に安静時機能的MRI画像を撮像し、Effective Connectivity解析を行った結果を論文として報告した。強迫性障害患者は健常者と比べて、眼窩前頭皮質から腹側線条体への影響がより強いことを示すことができた。また、「強迫性 compulsivity」の神経基盤について文献的調査ならびに、海外の専門家との議論を行い、総説として学術誌に発表した。 一方で、インターネット依存患者のリクルートが予定どおり進まなかったため、研究内容を一部変更し、Internet Addiction Test(IAT)やCompulsive Internet Use Scale(CIUS)といった自己記入式の評価尺度を用いて、精神疾患患者がどの程度インターネットに依存しており、それらが精神症状にどのような影響を及ぼしているのかという調査を開始し、これまでに200名以上のデータを蓄積した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
一部研究内容の変更を行ったが、その後は順調にデータの蓄積が進んでいるため。
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Strategy for Future Research Activity |
2015年度に蓄積したデータの解析を行い、論文化する予定である。
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Causes of Carryover |
概ね予定通り予算を執行できたが、研究内容の変更を行ったことで一部遅れが生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
現在データ収集している調査の謝金ならびに、論文化する際の費用として使用する予定である。
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[Journal Article] Brain circuitry of compulsivity.2015
Author(s)
van den Heuvel OA, van Wingen G, Soriano-Mas C, Alonso P, Chamberlain SR, Nakamae T, Denys D, Goudriaan AE, Veltman DJ.
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Journal Title
Eur Neuropsychopharmacol.
Volume: in press
Pages: in press
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research / Acknowledgement Compliant
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