2017 Fiscal Year Annual Research Report
Percutaneous cryoablation for benign prostatic hyperplasia: analysis of effects on adjacent organs and surrounding tissues
Project/Area Number |
26461867
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
田中 治 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (70317246)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
一条 祐輔 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10714686)
田中 匡 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60750544)
林 奈津子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (70736173)
三浦 寛司 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20607593)
岡本 芳晴 鳥取大学, 農学部, 教授 (50194410)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 凍結療法 / 前立腺 |
Outline of Annual Research Achievements |
本実験に先立ち、ビーグル犬雄1頭を用いた予備実験を施行した。予備実験において、犬前立腺の経皮的穿刺は極めて困難なことが判明したため、本実験では全身麻酔下に開腹して凍結療法を行うこととし、前立腺内尿道への影響を検討することとした。また、前立腺全体を凍結させるには凍結端子が2本必要であることが判明した。 本実験において実験動物はビーグル犬成犬雄6頭(体重10.1~14.0kg、平均12.0kg)を使用。意図した前立腺の凍結範囲により、凍結端子1本を用いた前立腺一部凍結群(Group 1;n=3)、および凍結端子2本を用いた前立腺全体凍結群(Group 2;n=3)の2群に分けた。各群1頭ずつ、凍結療法後7日、14日、28日飼育の後安楽死処置を行い前立腺および周囲組織を採材、凍結療法後の組織学的変化についての検討を企図した。しかし28日飼育群ではいずれの群においても術後28日以内に死亡したため、各群凍結療法後7日および14日飼育群での検討を行った。 凍結直後MRIで造影欠損のあった部位を壊死領域として測定したところ、平均の凍結体積はGroup 1で45%、Group 2で100%であった。前立腺の体積変化率は、Group 1において、直後のMRIでは 143%、7日後MRIで 182%、14日後MRIでは82%であった。 一方、Group 2において、直後のMRIでは 220%、7日後MRIでは425%、14日後MRIでは262%であった。いずれの群においても、凍結療法後には前立腺に強い腫脹が生じることが判明した。 摘出した病理標本では、凍結領域の前立腺は出血壊死を呈していた。凍結領域が尿道と接していた部分では、尿道上皮の脱落がみられた。しかしMRIでは尿道損傷の有無に関しては評価が困難であった。凍結領域が前立腺内尿道と接している場合には、尿道損傷が生じる可能性が示唆された。
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Research Products
(3 results)
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[Presentation] Lipiodol retension of hypervascular renal tumors in lipiodol marking before renal cryoablation2018
Author(s)
Ichijo Y, Miura H, Hirota T, Tanaka T, Yoshikawa T, Yamahana Y, Yamashita M, Tsuji Y, Saruya S, Tanaka O, Yamada K
Organizer
JSIR & ISIR 2018
Int'l Joint Research
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[Presentation] Evaluation of prostate and urethra after cryotherapy in normal canine model2018
Author(s)
Miura H, Tanaka O, Yamahana Y, Yamashita M, Yosikawa T, Tsuji Y, Tanaka T, Saruya S, Hirota T, Yamada K, Okamoto Y
Organizer
JSIR & ISIR 2018
Int'l Joint Research