2016 Fiscal Year Annual Research Report
Standardization in treatment planning for intensity-modulated radiation therapy for various clinical applications
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26461892
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
柴田 徹 香川大学, 医学部附属病院, 教授 (40293857)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 強度変調放射線治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
当院においては平成26年10月より強度変調放射線治療(IMRT)を開始した。順調に症例数が増加しており、現在まで2年6か月時点で、頭頸部癌78例、前立腺癌90例、脳腫瘍8例、子宮頸癌2例の合計178症例に対する治療を実施した。昨年度に引き続きVMATの治療計画法の開発研究を実施した。 (1)頭頸部癌78例でSIB-IMRT法を応用した。前年度に3arc法が線量分布の改善に関して優れるとの結果を得ており、継続的に臨床応用を進めている。 (2)上咽頭癌については、複数回のAdaptiveな再計画実施が肝要と思われたため、当院独自の3-step法(70Gy/60Gy/40-46Gyの3段階治療計画)プロトコールを考案し、当院IRBの承認を経て臨床試験として実施中である。 (3)脳腫瘍に対してもIMRT開始した。これも臨床試験としてIRB承認の上、実施中である。 (4)前立腺IMRTについて、当院では金マーカー留置によるIGRTを実施している。リンパ節転移陽性のリスクのある超高リスク群に対しては骨盤リンパ節領域への照射を含むSIB法(78 Gy/58.5Gy/39fr)を行う。マーカー照合は標的位置精度の向上かつリスク臓器の線量低減に利点がある、一方、前立腺の体内移動の補正によるSIB法への影響を判断する必要があった。そこで、実験的に骨盤の回転誤差を変化させた場合の、リンパ節領域および小腸への線量の増減を測定し、論文として報告した。前立腺マーカーによるIC補正においては、セットアップ時の骨盤回転誤差を十分に評価した上で、6軸位置補正を同い、もしくは再セットアップで可能な限り回転を修正することが肝要ことが判明し、臨床に還元している。 研究成果としては、英文論文2編、和文論文2編、著書の分担執筆1編を出版した。国際学会・セミナー講演1回、国際学会発表2回、国内招待講演・シンポジウム4回を行った。
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Research Products
(15 results)
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[Presentation] A Phase II Study of Intensity Modulated Radiation Therapy (IMRT) with Chemotherapy for Locoregionally Advanced Nasopharyngeal Cancer (NPC) (JCOG1015): Acute Toxicity and Treatment Compliance2016
Author(s)
Y. Nishimura, T. Kodaira, Y. Ito, K. Tsuchiya, Y. Murakami, J.I. Saitoh, T. Akimoto, K. Nakata, M. Yoshimura, T. Teshima, T. Toshiyasu, Y. Ota, K. Ishikawa, H. Shimizu, T. Minemura, S. Ishikura, T. Shibata, K. Nakamura, T. Shibata, M. Hiraoka
Organizer
American Society for Radiation Oncology 58th Annual Meeting
Place of Presentation
Boston, USA
Year and Date
2016-09-25 – 2016-09-28
Int'l Joint Research
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