2017 Fiscal Year Annual Research Report
Laparoscopic surgery assistant system using bio-texture 3D organ printing
Project/Area Number |
26461910
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
杉本 真樹 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 准教授 (70398733)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 3Dプリンター / 手術 / ナビゲーション / シミュレーション / トレーニング / 内視鏡 / 外科 / 教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
内視鏡手術の安全性,正確性の向上を目的として昨年度までに開発した、3Dプリンターと生体の質感の立体再現による直感的臓器立体モデル手術支援教育システムを用いて、手術手技を実施後, 臨床での実際の手術とビデオ映像などで比較参照し, 手術内容を検証, 術者の手技, 手術の難易度, 機器使用の適切さ, モデルの改良点を評価した. 評価を踏まえた改良にて, より実践的な直感的手術支援システムをシミュレーション,トレーニング法として確立し普及させた. おもに手術トレーニングとして, 肝臓, 腎臓, 消化管を対象とした腹腔鏡手術の基本手技を再現し, その習熟度を点数化し、 ラーニングカーブを経時的に作製し, 熟練度の異なる外科医間での難易度解離の要因要素解析を行った. これらをロボット手術と開腹手術でも有用性評価を行い,改良した. 熟練・若手外科医でのトレーニング効果の比較を行い臨床評価を行い確実で正確安全な手術手技を再現できる外科手技修練法を立案した。 これらを国内外の学会、論文等で報告した。 その成果の一部は、第30回日本内視鏡外科学会総会Surgical Forum Award (2017.12)、平成28年度文部科学大臣表彰 科学技術賞(技術部門)(株式会社ファソテック取締役 渡辺欣一との共同発明開発)(2017.4)、WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017 (2017.7 )、Microsoft Innovation Award 2017 (2017.3)、EY Innovative Startup 2018 Award (2018.3)などを受賞した。
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Research Products
(21 results)