2014 Fiscal Year Research-status Report
胆道閉鎖症の肝組織におけるテロメア長とテロメラーゼ活性の解析
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26461924
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
眞田 幸弘 自治医科大学, 医学部, 助教 (60406113)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | テロメア / 胆道閉鎖症 |
Outline of Annual Research Achievements |
肝移植時にグラフト肝を減量して使用することがあるが、その際減量してグラフトとして使用しない肝臓を正常コントロールとすることにした。8例の肝臓を正常コントロールとし、現在までにFISHを施行してきた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
肝移植時にグラフト肝を減量して使用することがあるが、その際減量してグラフトとして使用しない肝臓を正常コントロールとすることにし、現在まで8例の肝臓を正常コントロールとし、FISHを施行してきた。 今後、正常コントロールの肝細胞のテロメア長を測定し、正常肝のテロメア長の加齢曲線を明らかにしていこうと考えている。 自己肝温存の胆道閉鎖症症例に関しては現在までに14例に肝生検を施行しているが、今後も症例を蓄積していく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も正常コントロール症例と自己肝温存の胆道閉鎖症症例を積み重ね、各肝組織の採取とテロメア長測定を継続していく。
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Causes of Carryover |
物品費としてPNAプローブ(330048円)は、本来、翌年度分として請求する予定であったが、研究をスムーズに遂行するために本年度に購入、請求することになった。そのために次年度使用額が生じてしまった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
翌年度分に請求する予定であったPNAプローブ(330048円)を本年度に購入し、研究する予定である。
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