2015 Fiscal Year Research-status Report
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26461960
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
堀本 義哉 順天堂大学, 医学部, 講師 (40424246)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北野 滋久 国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療科, 医員 (60402682)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 免疫モニタリング / 乳癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は乳癌患者の治療中の免疫状態を経時的に解析することで、新たな治療効果予測因子を同定することを目的としている。本年度は対象患者の選定、サンプル処理・保存方法、フローサイトメトリーによる解析方法、さらにそのための人員配置、臨床業務の中で限られた時間の配分等について協議を重ねた。さらに共同研究者のもとで末梢血からの単核球の抽出を繰り返し行い、フローサイトメトリーによる解析に必要な血液サンプルの処理を安定して行うための手技を習得した。実際に外来にてサンプル採取を開始したが、通常の採血と異なるルート・方法で採血を行う必要があり、同意取得患者の情報を医療者間で共有するシステムを構築し、これまでに約70例のサンプルを採取・保存した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
凍結サンプルを保存する環境に合ったサンプル処理の方法を確立するために時間を要した。また対象患者の選定について共同研究者及び当科医師らとの協議にも時間を要した。外来にてサンプル採取を開始したが、通常の採血と異なる場所・スタッフにより採血を行う必要があり、看護師や事務、医師間での同意取得患者の情報を共有するシステムを構築するために時間を要した。これまでに約70例のサンプルを採取・保存した。
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Strategy for Future Research Activity |
サンプル採取を継続しつつ、今年度はサンプル解析を本格的に開始しエフォート、予算を集中させて行う。
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Causes of Carryover |
進捗状況の欄に記載したように、外来にてサンプル採取を開始したが、通常の採血と異なる場所・スタッフにより採血を行う必要があり、看護師や事務、医師間での同意取得患者の情報を共有するシステムを構築するために時間を要した。これまでのサンプル採取・保存は約70例にとどまっており、本格的な解析はまだ開始できていないため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
サンプル集積は継続しながら、今年度はサンプル解析にエフォート、予算を集中させて行う。
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