2015 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
26462137
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
川村 雅文 帝京大学, 医学部, 教授 (70169770)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 祐介 帝京大学, 医学部, 助教 (00445214) [Withdrawn]
松谷 哲行 帝京大学, 医学部, 講師 (60621943)
泉 陽太郎 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (90245506)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 肺癌 / 凍結療法 / 免疫反応 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は腫瘍凍結壊死療法(60秒間)2回施行群で約75%壊死が観測されたことをもとにして、非施行群、1回群、2回群、3回群に分けて対側腫瘍のCD4, CD8, Foxp3, Ki-67の発現を免疫組織化学によって評価した。2回施行群で腫瘍内のCD4またはCD8陽性リンパ球の浸潤の割合がもっとも高いことがわかった。またFoxp3陽性リンパ球浸潤は2回施行群で低い傾向があったもののほかの施行群とは有意差を認めなかった。Ki-67については2回施行群で最も陽性細胞の比率が低かった。 また、腫瘍凍結壊死療法施行4日後の腫瘍周囲洗浄液中のサイトカインをmultiplex flow immunoassayを用いて測定した。IL-1 β, IL-2, IL-6, IL-12β, IFN-γ, および TNF-α濃度は2回施行群で最も高かった。 以上のことから、本研究の条件においては腫瘍凍結壊死療法2回施行による約75%の壊死が対側腫瘍への免疫学的抗腫瘍反応を最も有効に惹起する可能性が示された。 平成28年度はこのデータをもとにさらなる考察を加えて論文化につなげていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
免疫組織学的検討、サイトカイン測定は予定どおりに終了し、おおまかな解析を行うことができているから。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度は平成26及び27年度に得られたデータをもとにさらなる考察を加えて論文化につなげていく予定である。
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Causes of Carryover |
ほぼ予定通りの使用であったが、端数が生じたため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度に繰り越して、論文化のための追加実験などの資金とする予定である
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Research Products
(5 results)