2014 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
26462294
|
Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
松下 雄彦 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (40467650)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 知之 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (50546588)
黒坂 昌弘 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70170115)
黒田 良祐 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80379362)
高山 孝治 神戸大学, 医学部附属病院, 医員 (80546490)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 変形性関節症 |
Outline of Annual Research Achievements |
まず、野生型マウスを購入し、内側半月不安化による変形性関節症モデルを作成。作成後SRT1720を投与する群と投与しない群に群わけを行った。翌日よりSIRT1活性化剤であるSRT1720を10%DMSO含有生理食塩水に溶解し、25mg/kgに投与量を設定して、腹腔内に投与を開始した。コントロール群には10%DMSO含有生理食塩水を腹腔内投与した。週2回投与を術後8週間行った後に、膝関節を回収して組織学的解析を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
SIRT1過剰に発現するトランスジェニックマウスの購入をJackson Labより予定して、購入手続きは行ったものの、現在、獲得には至っていないために、実験の進行が遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
SIRT1を過剰に発現するトランスジェニックマウスを用いて、変形性関節症モデルを作成し、SIRT1の過剰発現の及ぼす影響を調べる予定。また、ヒト軟骨細胞にSIRT1活性化剤であるSRT1720の投与を行い、軟骨基質分解酵素や、軟骨細胞外基質遺伝子の発現に対する影響を調べる予定としている。
|
Causes of Carryover |
予定していたよりも試薬の購入経費を抑えることが出来たため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成26年度からの研究費残額は、平成27年度の研究において試薬購入費として使用する予定である。
|