2015 Fiscal Year Research-status Report
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26462310
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
吉田 隆司 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10546641)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金 郁ちょる 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50244603)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | メカニカルストレス / 電気・物理刺激療法 / 骨粗鬆症 / 容量刺激法 |
Outline of Annual Research Achievements |
健康寿命の延伸に伴い,機能障害だけでなく生命予後にも影響する骨折を未然に防ぐことは喫緊の課題である.食事・運動・薬物療法を柱として,骨粗鬆症に対する治療が行われているが,骨折患者数の減少には至っていない.宇宙飛行や重力の研究からもメカニカルストレスが骨密度維持に極めて大きい要因であるにも関わらず,運動療法は浸透しているとはいえない.運動自体が行えない,あるいはそれが逆に危険な高齢者も多数存在するので現状である.そこで,われわれの研究テーマである電気・物理刺激を用いることで,簡便かつ非侵襲的に荷重肢や脊椎の骨密度が上昇できないか考えた.電気・物理刺激法は,主に難治性骨折に対して応用され,80-90%の有効性が示されており,本法を骨粗鬆症治療に先駆けて導入するため,この研究を考案した. 平成27年度は,粗鬆化モデル(OVX群)と対照群の後肢骨に対する7.0テスラMR画像の撮像とその経時的変化を評価した.またCCEF刺激を行い,両モデルの経時的画像変化と形態変化および力学的評価を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
容量刺激法を施行する機器の入手,粗鬆化モデルの確立に計画以上の期間を費やしたため.
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度は,組織学的検索を行い,骨代謝の亢進と画像・形態変化のメカニズムを解明する.前肢と脊椎におけるCCEF刺激の効果を判定し,総合的にCCEF刺激条件を確定する. また,比較的大型の動物(家兎)での実験を開始し,その有用性を確認し,刺激条件を確定する.そして,臨床応用に向けた基盤づくりを開始する.
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Causes of Carryover |
容量刺激法を施行する機器の入手,粗鬆化モデルの確立に計画以上の期間を費やし実験計画が遅延したため費用が余った.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度は,組織学的検索を行い,骨代謝の亢進と画像・形態変化のメカニズムを解明する.前肢と脊椎におけるCCEF刺激の効果を判定し,総合的にCCEF刺激条件を確定する. また,比較的大型の動物(家兎)での実験を開始し,その有用性を確認し,刺激条件を確定する.そして,臨床応用に向けた基盤づくりを開始する. 日本白色家兎など比較的大型な動物の購入や組織切片作製等に使用する予定.
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