2014 Fiscal Year Research-status Report
嗅覚障害に対する新規他覚的検査法確立と再生医療開発に関する研究
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26462580
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
小林 正佳 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80343218)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 隆之 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50335270)
坂本 達則 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60425626)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 鼻科学 / 嗅覚 / 光コヒーレンストモグラフィー |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度に施行した実験研究内容は以下の通りである。 動物実験用の光コヒーレンストモグラフィー(OCT)機器を用意し、マウスでの測定が可能なシステムを京都大学医学部にセットアップした。 三重大学の動物実験施設内の実験室で、マウスを対象に鼻腔の手術トレーニングを行い、この中で鼻腔のOCT撮像のための解剖学的至適部位とその測定方法の詳細な技術を検討した。その結果、マウスで嗅粘膜と呼吸粘膜の両方が測定可能な部位として、鼻中隔中央部の粘膜をOCT撮像の至適部位であると判断した。この部位のOCT撮像が可能な手術方法を検討し、その方法を確立した。 上記結果をもとに、京都大学でマウス鼻中隔のOCT撮影を行い、その画像の質の改良を図った。また、撮像した動物の頭部標本を作製し、三重大学へ搬送して、パラフィン固定組織切片標本を作製し、OCT像と組織標本像との比較検討を施行した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
OCT撮像条件を確立するのが困難で、予想外に時間を要したため。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、三重大学、京都大学の2研究拠点において、当初の計画通りの実験研究を推進する。
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Causes of Carryover |
当該年度の実験計画よりも実験遂行がわずかに遅れたため、それに従って、わずかに次年度使用額が生じた。ただし、その金額は当該年度使用予定額のわずか1.1%である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
引き続き予定通りの実験計画遂行の必要経費として使用する予定。
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Research Products
(1 results)