2015 Fiscal Year Research-status Report
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26462643
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
山下 高明 鹿児島大学, 医歯学域医学部・歯学部附属病院, 助教 (70404514)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 近視 / 眼球成長 |
Outline of Annual Research Achievements |
成長期の近視は、眼球が大きくなることで生じる。しかしながら、成長期の眼球形態の変化は明らかでは無い。近年、光干渉断層計の登場により、眼球形態をマイクロメートル単位で画像化することができ、検査は非侵襲であることから、小学生と中学生の眼球の成長に伴う、眼底微細構造の変化を明らかにすることを目的とする。 初年度に引き続き、小学校4年生122名、中学校2年生182名の2年目の検査を予定通り完了し、データベース化した。 また、初年度の小学3年生と中学1年生の検査データを用いて、第69回日本臨床眼科学会で「中学1年生における乳頭周囲網膜神経線維膨隆と眼軸長・コーヌスとの関係」、第120回日本眼科学会で「小学校3年生における眼軸長と日常生活・遺伝の関係」、「小学校3年生における眼軸長・前房深度・水晶体厚の性差」の3演題を発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
初年度に引き続き、小学校4年生122名、中学校2年生182名の2年目の検査を予定通り完了し、データベース化することができた。 上記の3演題を学会発表することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
2016年5月にAssociation for Research in Vision and Ophthalmology(アメリカ、シアトル)で上記3演題を発表したのち、論文にする。 さらに28年度以降も同様の検査を行い、眼球成長を継時的に調査していく。
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