2014 Fiscal Year Annual Research Report
35℃低体温法の心筋虚血再灌流障害保護作用:大気吸入心肺蘇生法との組み合わせ
Project/Area Number |
26462751
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
望月 利昭 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (40293641)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 孝澄 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (80204478)
川島 信吾 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (10467251)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 虚血再灌流障害 / 心筋保護 / 低体温療法 / 孤立心筋モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は準備段階として大気吸入心肺蘇生法をシミュレートするために、21%酸素、5%二酸化炭素および74%窒素で飽和させたmodified K-H灌流液でラット孤立心筋を灌流させるよう試みた。そしてラット孤立心筋が左室収縮期内圧 > 65 mmHg、左室拡張期内圧 < 10 mmHg、心拍数 > 250 bpmで動作することを確かめることができた。
今後は大気吸入心肺蘇生法の虚血再灌流障害に及ぼす効果を孤立心筋モデルを用いて確かめることができることを検証した。
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