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2014 Fiscal Year Research-status Report

インプラント補綴の個別最適設計を可能にするMEMSを用いた生体内モニタリング

Research Project

Project/Area Number 26462927
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

松下 恭之  九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (60159150)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 江崎 大輔  九州大学, 大学病院, 医員 (10608970)
澤江 義則  九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10284530)
古谷野 潔  九州大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (50195872)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywordsインプラント / 最適設計 / 生体内モニタリング
Outline of Annual Research Achievements

現在使用されているMEMSよりもさらに小型して、補綴装置に設置可能なMEMSを開発し、模型実験 にて精度の検証を行う準備を行っている。
装置の開発としては、生体内でアンテナを設置し、軟組織を通して電波を受信可能にするための工程を進めている。
模型実験による精度検証の準備として、九州大学工学部と共同開発した咀嚼シュミレータを用いて、アルミブロックに埋入したインプラントに対して荷重負荷を行い、ひずみゲージにてひずみ計測を行った。咀嚼シュミレータは咀嚼運動に類似したサイクル速度を付与することが可能である。
荷重条件は、天然歯の咀嚼データを参考に、咀嚼力を想定して100mm/sec ( 50mm/sec )、垂直方向に5kgfに設定した。また、上部構造を金属・陶材・レジンの3種類で作成し荷重負荷を行った結果、最大応力の大きさやその発生時間に有意差がないことが示された。このことから、咀嚼力として考える場合、上部構造材の選択によって、骨内応力への大きな影響はないことが示唆された。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

現在、口腔内での計測に際してより汎用性を高めるため小型化を進めており本年度中に完成する予定であったが、小型化をすることにより軟組織を通して電波を受診することが困難となっており、改善を進めているところである。
MEMSでの測定結果の比較評価のためのひずみゲージによる計測は、現在予定通り進行している。

Strategy for Future Research Activity

現在進めているMEMSの小型化を今後も継続する。
MEMSとの比較評価のためのひずみ計測も同時進行で進めており、そちらも引き続き継続する。本年度はインプラント1本での計測を行ったが今後は多本数の場合での計測を行う予定である。

Causes of Carryover

本年度予定していたMEMSが完成しておらず、そのために使用する予定であった費用が使われていないため、次年度使用額が生じた

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度早期の装置完成を目指しており、装置開発のために用いる予定である。

URL: 

Published: 2016-05-27  

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