2015 Fiscal Year Research-status Report
BRONJ モデルマウスの免疫機能解析と制御性T細胞を応用した予防治療法の開発
Project/Area Number |
26463016
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
梯 裕恵 九州大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (30452775)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | ビスフォスフォネート / 顎骨壊死 / 骨粗鬆症 / 樹状細胞 / 制御性T細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度はBRONJ発生リスクと免疫機能の関連性の検討を行う計画であり、まずBRONJ発生リスクの異なるモデルマウスの作成を行う予定であった。本研究で使用するBRONJ発生リスクの異なる4種類のモデルマウス(ステロイド性骨粗鬆症+BP、閉経後骨粗鬆症BP、BP、生理食塩水)は過去の方法(Kikuiri et. al., J Bone Miner Res. 2008, Yamane et. al., Bone., 2009)に準じて作成する予定であり、このモデルマウスは研究協力者によりすでに確立されたものがあるため、そのマウスと本研究とのすり合わせを行った。また、各マウスの免疫機能の検討を行う予定であり、1)免疫組織化学染色法を用いたDcの組織内局在の検討:マウスから摘出したリンパ節、胸腺、脾臓、大腿骨骨髄におけるDCの局在を確認し、安定した細胞数の培養系を確立する。2)末梢血からのDC調製法の確立:末梢血からDCを調製し、安定した細胞数の培養系を確立する。 以上の計画であった。DCの局在を調べるためのマーカーとして、MHC Class Ⅱ、CD11c、CD205を用いて染色を行っている。 論文発表としては、臨床に関連したものとして英語論文2報、日本語論文1報掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
モデルマウスを使用した研究に時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、研究協力者とともに効率よく分担して研究を進めていく予定である。 研究機関を異動したため、研究に遅れが生じる可能性があるが、綿密な連携を取って進めていく予定である。
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Causes of Carryover |
研究が予定通り遂行しなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
学会などに積極的に参加し情報収集に努め、効率よく研究を進めていき、さらに論文や研究発表を行っていく。
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Research Products
(8 results)