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2016 Fiscal Year Research-status Report

院内研修評価モデルの開発-総合的評価による院内教育の確実な質改善に向けて-

Research Project

Project/Area Number 26463249
Research InstitutionUniversity of Nagasaki

Principal Investigator

山澄 直美  長崎県立大学, 看護栄養学部, 教授 (50404918)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 舟島 なをみ  千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (00229098)
中山 登志子  千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (60415560)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2018-03-31
Keywords研修評価 / 院内教育 / 看護継続教育 / 測定用具開発 / 評価モデル
Outline of Annual Research Achievements

院内研修評価モデルの開発に向けて、平成28年度は、「研修デザイン評価スケール-院内教育用-」改訂版による全国調査を実施した。「研修デザイン評価スケール-院内教育用-」改訂版は、平成27年度に実施した全国調査の結果に基づき、スケールの評定尺度を修正した。全国11病院で実施された22研修に参加した看護職者を対象に、スケールおよび特性調査紙を用いてデータを収集した。また、各研修の企画担当者にはスケールの妥当性検討のための変数を含む研修の概要と企画担当者の特性を問う特性調査紙への回答を依頼した。研修参加者444名に質問紙を配布し、回収数は408であった。そのうち有効回答385を分析した結果、α信頼性係数によるスケールの信頼性と構成概念妥当性を確認した。スケール開発に関する結果は、平成29年度に看護系学会において発表する予定である。
また、「研修過程評価スケール-院内教育用-」と「研修デザイン評価スケール-院内教育用-」を用いた研修のデザイン、過程の評価と各研修の目標に基づく成果の評価をあわせた研修評価について、モデルの全体構造を構想し、図式化した。続いて、医療機関の院内教育担当者が単独でモデルを運用できることを目指し、評価方法の詳細を明文化した「院内研修評価モデル運用ガイド」の作成に現在取り組んでいる。平成29年度中にガイドを完成させ、研究協力が得られた医療機関2から3施設の院内教育担当者による実際の院内教育の評価への運用を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

「研修デザイン評価スケール-院内教育用-」の第2次調査を実施する必要があり、院内研修評価モデルの作成および運用が当初の予定よりも遅れている。

Strategy for Future Research Activity

スケールが完成したため、平成29年度は、「院内研修評価モデル」の作成と実際の院内教育における運用を行う。

Causes of Carryover

当初計画では、平成28年度に院内研修評価モデルの院内教育への適用と有効性検証を実施する予定であったが、スケール開発に時間を要したため、平成29年度以降に実施することとなった。また、スケール開発に関する研究発表を予定し、旅費を計上していたが、同様の理由により平成29年度に発表することとなったため次年度使用額が生じた。

Expenditure Plan for Carryover Budget

平成29年度に、「院内研修評価モデル」に関する専門家会議の実施、モデルの医療機関における運用を実施する。また、スケール開発に関する研究発表、モデル開発までを含めた学会講演を予定しており、旅費等の経費として使用する予定である。

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Published: 2018-01-16  

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