2015 Fiscal Year Research-status Report
臨地実習で活用できる学生間ケアリングの技術習得プログラムの開発
Project/Area Number |
26463269
|
Research Institution | Tokushima Bunri University |
Principal Investigator |
佐原 玉恵 徳島文理大学, 保健福祉学部, 准教授 (50335824)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細川 つや子 近大姫路大学, 看護学部, 教授 (00278996)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 臨地実習 / 学生間ケアリング / ケアリング教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画:今年度の研究目標として、前年度の質的調査の結果より下位概念を抽出する予定であったが、質的調査の参加者が7名であったことから対象を広げさらにインタビュー調査を実施した。その結果、臨地実習における学生間のかかわりについては、インタビューの12事例より【活発な意見交換】現象の統合カテゴリー関連図を作成した。統合カテゴリー関連図よりストーリーラインを読み取り、これらの現象についてシンボリック相互作用論とケアリングの視点から説明できた。ケアリングの視点から抽出された内容についてまとめ、下位概念の抽出を行っている途中である。 結果の公表:平成28年度の日本看護研究学会学術集会(東京8月)にてポスター発表の予定、日本看護研究学会誌に投稿予定である。 今後の計画:コアカテゴリーから下位概念を抽出し、質問紙作成、質問紙調査を実施予定である。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成26年度にインタニュー調査を実施したが対象者数が7名であり、信頼性にやや欠けると判断した。平成27年度に引き続き対象者を5名追加し、12名とした。質的な分析に時間を費やし、質問紙調査の下位カテゴリーを抽出する試作で27年度は終了した。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成28年度では、前年度までに試作として作成した質問紙を作成し、調査を実施する。調査結果よりケアリング習得技術プログラムの案を作成する予定である。
|
Causes of Carryover |
平成28年3月末に購入した物品の支払いが4月初旬にずれたため生じた金額です。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成28年度分に支障はない。
|