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2014 Fiscal Year Research-status Report

ルーブリック評価を取り入れたカリキュラムとその効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 26463270
Research InstitutionNational Defense Medical College

Principal Investigator

北川 明  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 医学教育部医学科専門課程, 准教授 (20382377)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安酸 史子  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 医学教育部医学科専門課程, 教授 (10254559)
中富 利香  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 医学教育部医学科専門課程, 助教 (20347066)
山崎 久美子  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 准教授 (30200653)
山住 康恵  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, 医学教育部医学科進学課程, 講師 (30553052)
横山 悦子  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 准教授 (40329181)
竹下 誠一郎  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 教授 (50369542)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2019-03-31
Keywords学修時間 / 学習時間 / ディプロマ・ポリシー / ルーブリック
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、ディプロマ・ポリシー(以下、DP)に基づいたルーブリック評価をカリキュラムに取り入れることによって、教員の意識や教育方法がどのように変わったのかを明らかにするとともに、学修成果について学生、教員、就職先病院の看護管理者等といった多方面から検討し、ルーブリック評価を導入した効果を明らかにすることを目的とした追跡調査研究である。
平成26年度は、新入学生を対象としたアンケート調査とフォーカスグループインタビュー調査および教員を対象としたインタビュー調査を行う予定であったが、対象となる教員が十分数確保できなかったため、新入学生を対象としたアンケート調査のみ行った。対象者はA医大看護学科1年生119人、調査期間は平成26年12月22日より26日とした。アンケートの回収数は69、回収率は58.0%であった。年齢平均は19.2歳(n=67)、男性5人(7.2%)、女性64人(92.8%)であった。
学生が1週間で授業の予習復習と課題にかける時間の合計は、「全然ない」が7人(10.1%)、「1時間未満」が16人(23.2%)、「1~2時間」が12人(17.4%)、「3~5時間」が14人(20.3%)、「6~10時間」が14人(20.3%)、「11~15時間」が6人(8.7%)であった。一方自主的勉強にかける時間は、「全然ない」が15人(21.7%)、「1時間未満」が22人(31.9%)、「1~2時間」が15人(21.7%)、「3~5時間」が11人(15.9%)、「6~10時間」が4人(5.8%)、「11~15時間」が2人(2.9%)であった。予習復習や課題にかける時間は70%以上の学生が1日平均で考えると1時間未満であり、自主的勉強に至っては、90%以上が1日1時間未満であった。この調査により本研究における学生の学習時間の少なさが明らかになった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

対象大学の新入学生を教える大学教員の大学教育経験を調査したところ、ほとんどが3年未満であり、十分なデータを得られないと判断し、教員に対するインタビューは次年度に延期することとした。
また、そのことに伴い教員のディプロマ・ポリシーやルーブリックの理解が不十分であると判断したため、平成26年度は教員に対して、ディプロマ・ポリシー等の教育を行うこととした。
よって、学生へのフォーカスグループインタビューについても、次年度に延期することとした。

Strategy for Future Research Activity

交付申請書の計画に従い研究計画を推進する。前年度の遅れについては、平成27年度入学生を一部対象としディプロマ・ポリシーの能力が身についていっているか追跡していく。なお、平成26年の計画遂行において障害となった、大学教員の経験不足については、新たな教員が多数増えたため解消されている。

Causes of Carryover

対象大学の新入学生を教える大学教員の大学教育経験を調査したところ、ほとんどが3年未満であり、十分なデータを得られないと判断し、教員に対するインタビューは次年度に延期することとした。また、そのことに伴い教員のディプロマ・ポリシーやルーブリックの理解が不十分であると判断したため、平成26年度は教員に対して、ディプロマ・ポリシー等の教育を行うこととした。よって、学生へのフォーカスグループインタビューについても、次年度に延期することとした。これらの判断により予算執行の大半を来年度にまわすものとした。

Expenditure Plan for Carryover Budget

教員インタビューおよび学生へのフォーカスグループインタビューに必要な機材および分析ソフトについて購入し、学会に参加し発表または情報収集を行う。

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Published: 2016-05-27  

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