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2015 Fiscal Year Research-status Report

ルーブリック評価を取り入れたカリキュラムとその効果に関する研究

Research Project

Project/Area Number 26463270
Research InstitutionNational Defense Medical College

Principal Investigator

北川 明  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 准教授 (20382377)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安酸 史子  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 教授 (10254559)
中富 利香  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 助教 (20347066)
山崎 久美子  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 准教授 (30200653)
山住 康恵  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 講師 (30553052)
横山 悦子  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 准教授 (40329181)
竹下 誠一郎  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究, その他部局等, 教授 (50369542)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2019-03-31
Keywordsコンピテンシー / ディプロマ・ポリシー / シラバス
Outline of Annual Research Achievements

平成26年入学学生に対して、ディプロマ・ポリシーに基づく26のコンピテンシーについて、自己評価アンケートを実施した。自己評価は26のコンピテンシーについて、それぞれ0(ない)から10(ある)までのリッカート尺度を用いた。
平成28年度調査の結果と平成27年度調査の結果を比較したところ、26項目中22項目において有意(p<0.05)に自己評価得点が上昇していた。平成27年度中に実施したコンピテンシー教育科目数と自己評価点の上昇値との間には有意な相関は認められなかった。また、コンピテンシー教育科目数が0の項目においても、有意に自己評価得点が上昇していた。
これらのことから、1年間の教育において学生のコンピテンシーは成長していると考えられる。しかしながら、その成長理由については、大学教育によるものか、年齢を重ねることによる経験によるものかは、十分に判定出来ない。よって、今後、他の教育システムをもつ大学の学生についても同様に調査し比較対象にすること、さらにコンピテンシーが伸びたと考えられる出来事についても調査を実施し、教育システムによる効果を判別していく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

教員を対象としたインタビュー調査の実施が遅れている。理由としては、研究対象のA大学校の教員は、現時点においても全員が揃っておらず年度ごとに増員されているためである。そのため、教員毎にディプロマ・ポリシーやルーブリックの理解度が違うという状況となっており、共通理解を図るために、着任後1年~2年間は、ディプロマ・ポリシーやコンピテンシーを理解するための猶予期間とした。
また、学生を対象にしたインタビューについても、教員がディプロマ・ポリシーやルーブリックを十分に理解した後でなければ、有効な情報は得られないと考えたため、教員の理解度が一定以上となった後に実施することとした。

Strategy for Future Research Activity

教員に対してのFDや模擬授業を実施し、ディプロマ・ポリシーやルーブリック、コンピテンシーが何を意味するものかの教育を行った後、教員に対するインタビュー調査および学生を対象としたインタビュー調査を実施する。
また、学生に対するアンケート項目についても、コンピテンシーと学習時間との関係がわかるように内容を見直す。合わせて、今年度の調査においてコンピテンシー得点が上昇していたが、教育方法によるものか経年変化によるものかの区別がつかないため、対照群を設定し調査を行うよう変更する。

Causes of Carryover

教員インタビュー調査および学生インタビュー調査に遅れが生じたため、インタビューデータ入力業者への依頼費およびデータ分析ソフトの購入費が未使用になったことにより、次年度使用額が生じた。

Expenditure Plan for Carryover Budget

教員インタビューおよび学生インタビューに合わせ、他大学の学生へのアンケート調査も実施する。データ入力費として使用する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ディプロマ・ポリシーの到達度を段階的に示したルーブリックおよびカリキュラム・マップの作成2015

    • Author(s)
      北川 明, 安酸 史子, 横山 悦子, 山住 康恵, 宮首 由美子, 中富 利香, 原田 奈穂子, 伴 佳子, 新山 真奈美
    • Organizer
      第35回日本看護科学学会学術集会
    • Place of Presentation
      広島県
    • Year and Date
      2015-12-05 – 2015-12-06

URL: 

Published: 2017-01-06  

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