2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of a Nursing Practice care model for Hospitalized Pregnant Women with Bed Rest
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26463400
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
山本 洋美 帝京大学, 福岡医療技術学部, 准教授 (50441572)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大池 美也子 国際医療福祉大学, 福岡看護学部, 教授 (80284579)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 尺度開発 / 入院 / 妊婦 / 臨床看護評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
29年度は、結果、考察を検討し、論文を作成した。さらに、関係論文をInternational Journal of Nursing & Clinical Practices に投稿し、アクセプトされた。 具体的活動として、29年度前期は、主に、論文の作成と、英語の翻訳実施した。日本語と英語との整合性を確認し、論文を投稿した。投稿した論文は、今まで本研究によって、実施した研究の成果の一部を投稿したものである。論文の内容としては、Bed Rest治療中の妊婦の尺度を開発することを目的とした。文献研究、質的記述的研究から、質問項目を作成し、271項目が抽出された。その276項目から検討を重ね、67項目からなる原案を作成した。この、原案を744名を対象に、項目分析、因子分析、信頼性と妥当性の検討を実施した。その結果、5因子45項目が採用された。採用した5因子は「セルフケア能力を高めていくケア」「状況によって変化するケア」「妊婦の意思を尊重していくケア」「今後の生活を予測していく情報に関するケア」「妊娠継続への実践的ケア」であった。信頼性は、全体のCronbach'sα信頼係数は0.966、各因子は0.848から0.920であった。また、折半法による相関係数は0.980と極めて強い正の相関を示した。妥当性は内容妥当性を原案時に検証し、基準関連妥当性、構成概念妥当性を検討し、妥当性を確保した。本研究の尺度はセルフケア能力の向上、母親役割の獲得を促進するための重要なケア項目が抽出されており、基準関連妥当性からケアの質の向上も確保された項目となっている。以上からこの尺度はBed Rest治療中の妊婦の看護実践を評価するための有用なツールである。以上が本研究実績の一部を論文にしたものである。
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Research Products
(1 results)