2015 Fiscal Year Research-status Report
重症な炎症性腸疾患患児における医療関連感染予防に向けた排泄ケアプログラムの開発
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26463410
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
村端 真由美 三重大学, 医学部, 准教授 (30363956)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢野 久子 名古屋市立大学, 看護学部, 教授 (00230285)
加藤 はる 国立感染症研究所, 細菌第二部第3室, 室長 (00273136)
内田 恵一 三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (30293781)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 感染予防看護 / 炎症性腸疾患患児 / Clostridium difficile感染症 / 排泄ケア / 教育プログラム |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、5月に第5回 International Clostridium difficile Symposium(Bled, Slovenia)において、これまでの成果の発表を行い、諸外国の研究者との討議を行った。 平成26年度からの継続として、健康小児への調査および炎症性腸疾患患児(以下IBD患児)への調査を実施した。 健康小児の調査は終了し、幼稚園児のべ96名、小学生のべ161名、中学生のべ63名から検体提出があり、現在解析を行っている(1回目・2回目両方に提出している重複者有)。 IBD患児は、現在6名の患児から検体収集を適宜行っており、この他に依頼を行い同意を得ている患児は、2名である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
健康小児の調査は計画通り進み、炎症性腸疾患患児への依頼も計画的に進めることができている。
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Strategy for Future Research Activity |
2施設目の研究倫理審査委員会の申請中であり、承認後、2施設目を追加することで、対象者を増やし、検討できると考えている。 学会発表に向けた準備を行っていく。
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Causes of Carryover |
今年度1施設での調査にとどまったこと、国際学会への参加が1名となったことから、研究費が残ることとなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度は、2施設目への依頼を開始することで、対象患者が増え、分析のための経費、検体郵送料、謝品が増えるため、その費用として使用予定である。
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Research Products
(1 results)