2014 Fiscal Year Research-status Report
マタニティビクス中の自律神経活動と生理学的指標からみた母児へのリスク評価
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26463421
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
中垣 明美 名古屋市立大学, 看護学部, 講師 (30465554)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | マタニティビクス / 妊婦運動 / 自律神経活動 / 心拍変動 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,マタニティビクス中の自律神経活動の変化を検討し,さらに母体の体温,呼吸循環および運動前後の胎児心拍などとの関連を検討し,妊婦の運動中の生理学的変化を評価することである。 生理学データは,可能な限り同一の条件の下で測定し,時間を一致させて解析することが重要である。 平成26年度は,運動時の生理学的指標を正確に得るために,ホルタ心電図計,経費ヘモグロビン,酸素飽和度測定,体重計などの測定機器の取扱いや,安全で効果的な測定方法の検討を行った。時間を一致させるためにビデオ画像から,動画解析ソフトにより時間と内容を一致させることが必要であり,この解析ソフトの取扱いを確認した。また心拍変動による自律神経活動の測定のための,心電図電極の効果的な装着方法の検討や心電図解析ソフトを用いた解析方法の検討,周波数解析ソフトを用いた解析方法の検討を行い,測定手順書と解析手順書の作成を行った。 平成27年度は,これらの測定手順書をもとに,実際に妊婦を対象として測定を行うとともに,非妊娠女性の対照群の測定も進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成26年9月に公務災害により足首靭帯を負傷し,現在も治療中である。回復が当初の見込みよりも遅く,数ヶ月間にわたり活動が制限されたため,予備的な実験や解析法の検討等の準備は行えたが,実際の妊婦へのデータ収集が十分実施できなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成26年度に予定していた準備として,機器の取扱い,測定手順,測定時のレイアウト,研究者間の役割分担等,安全に留意した測定方法の検討や,測定手順書の最終確認および,試験解析は概ねできた。平成27年度は,平成26年度後期から開始予定であった妊婦を対象としたデータ収集が遅れているため,妊婦のデータ収集を集中的に行い,初期の研究計画の遅れを取り戻すことができるように研究を進める。
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Causes of Carryover |
測定に必要な機器を購入し,測定の準備を行ったが,若干の端数が残金として残っている。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
データ保存用の記録メディアなど消耗品の購入を予定している。
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