2015 Fiscal Year Research-status Report
透析患者への動機づけ支援と行動変容プロセスの可視化ツールによる教育システムの構築
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26463535
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Research Institution | The Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing |
Principal Investigator |
山名 栄子 日本赤十字九州国際看護大学, 看護学部, 准教授 (40438312)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 透析患者 / 自己管理 / 動機づけ支援 / 行動変容 / 可視化 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、透析患者が自己管理の改善および維持、増進するために、看護職が透析患者を対象に行った動機づけ支援と患者の行動変容のプロセスを可視化する既存のツールを改良、その使用効果を検討し、自己管理教育支援システムを構築することを目的にしている。 本年度は、ツールを改良するために、以下の3点を目標にした。 1.ツール手順を検討する。2.ツールに使用するラベルを検討する。3.ツールをソフト化する。 1.については、研究機関における倫理・監査のガイドラインの改正に関する研修会(5月26日、8月26日)を受講し、研究倫理審査を受ける準備をしているところである。 2.については、ラベルを介してのイメージ、想起することに時間を要した既存のラベルを検討している。平成27年度に学会発表されたICTを用いた透析自己管理支援システムに関する報告も参考に、対象者がラベルを移動しやすいような形状にする方法について検討している段階である。今後は、新たに作成したラベルを通して何をイメージ、想起するかを一患者、看護師に確認する計画にしている。 3.については、上記1.2.の進捗状況により進んでない状況である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
所属機関を変更したため、また倫理・監査のガイドラインの改正に伴う研修会の受講等のため、研究倫理審査を受ける準備や新たなラベルの作成、透析自己管理支援システムに関する学会発表報告も参考に検討しているためツールのソフト化の検討が遅れている。 主たる講義の他にも演習・実習について協力しながら教育活動を実施しているため、主に教育活動に関わり、研究活動に使える時間がとれなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、研究倫理審査を受ける準備を行う。既に学会発表報告された方法も参考にして対象者がラベルを移動しやすいような形状にする方法について検討する。ソフト化に向けても引き続き検討する。
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Causes of Carryover |
平成26年度から平成28年度に研究地に持ち運んでデータを収集・入力するために必要として予算計上した備品費および研究依頼・調査のための旅費、アプリケーションソフト作成委託費等、計画実施の遅れにより次年度使用額が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
予算計上していたノートパソコンの購入および研究依頼・調査、アプリケーションソフト作成・ラベル教材作成の委託、質問紙に係る消耗品、尺度使用登録、通信などに使用する計画である。
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