2016 Fiscal Year Research-status Report
要介護状態変化要因の市町村間比較ー介護保険・特定健診・レセプトデータの突合による
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26463573
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
村田 加奈子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (70381465)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 特定健診 / 介護保険 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、要介護状態の変化に影響を及ぼす要因を特定健康診査データ、介護保険データ、レセプト(診療報酬)データを突合してそこから明らかにするとともに、複数の市町村データを用いることで市町村間での比較も行うことを目的としている。 本研究の三年目となる平成28年度は、研究協力の得られた市町村から特定健康診査データと介護保険データの提供を受けて、平成24年度に特定健康診査を受診した住民2762人(男性1305人、女性1457人)を対象とした分析を行った。平成24年度の特定健康診査における健康に関するデータ(質問項目を含む検査項目)と、その後の1年後(平成25年度)から3年後(平成27年度)までの介護保険データを突合して、要介護認定の発生の有無に影響を及ぼす要因を検討した。さらにレセプト(診療報酬)データと生死データの提供を受けることができたため、特定健康診査を受診した住民の健康状態と、その後1年後から3年後までの要介護認定の発生の有無、1年後から3年後までの各1年間に発生した医療費と診断されていた疾患名、1年後から3年後までの生存の有無との関連まで分析することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在は分析データが揃って分析を行っている段階であるため。
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Strategy for Future Research Activity |
これから分析結果のまとめと結果の発表(学会発表等)を行う。
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Causes of Carryover |
分析が今年度までに終わらなかったため、学会発表など研究成果の発表を行えていないため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究成果を発表するため、学会発表と論文投稿に使用する。
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