2016 Fiscal Year Research-status Report
海馬・網膜神経細胞におけるDNA損傷フォーカスの可視化と放射線・ストレス影響評価
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26550029
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Research Institution | Tohoku Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
栗政 明弘 東北医科薬科大学, 医学部, 教授 (80343276)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | DNA修復 / 放射線 / DNA損傷応答 / 53BP1 / 海馬 / 神経細胞 / タイムラプス / DNA損傷フォーカス |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者の所属機関が、新設の大学に変更になった。そのため、実験動物の繁殖・維持に時間を費やすことになった。マウスに関しては、C57BL/6とのバッククロスを継続して行った。また、新設学部の研究棟ならびに共通実験機器等が揃わないために、神経初代培養、神経組織培養実験の準備が整わなかった。また、レーザー照射による損傷形成やタイムラプス実験によるフォーカス形成観察の至適な実験条件の設定ができなかった。これらに関しては、来年度以降に計画を変更して実施する環境を整えていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究代表者の所属機関が、新設の大学医学部に変更となり、大学の研究室、共通実験室、共同利用機器の整備が遅れ、研究の環境が整わなかった。そのため、次年度以降に計画を延長して行うこととした。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、新設の研究教育棟の建設と共同実験施設、実験機器の整備を進めているが、完成予定が2018年2月であり、なかなか実験が進められていない状況である。特に、今回の実験が組み換え実験動物を用いた組み換えDNA実験が申請・認可できる施設に限られるため、マウスの移動も困難であり実験が進まない可能性もある。実験の可能な環境を整備しながら研究を進めていく。
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Causes of Carryover |
研究代表者が新設の大学医学部へと所属機関が変更になり、大学研究室や共同利用研究施設の研究環境が整わなかったため、来年度以降に計画を順延した。本年度は主として実験動物のマウスの維持費とそのための謝金に費やした。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究代表者が新設の大学医学部へと所属機関が変更になり、大学研究室や共同利用研究施設の研究環境が整わなかったため、来年度以降に計画を順延した。来年度以降に研究に必要な抗体や、初代培養のための費用として使用する予定である
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Research Products
(3 results)