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2014 Fiscal Year Research-status Report

化粧行動と保健行動の関連性とヘルスプロモーションに向けての研究

Research Project

Project/Area Number 26560023
Research InstitutionIshikawa Prefectural Nursing University

Principal Investigator

吉田 和枝  石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50353032)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords化粧行動 / 保健行動 / 効果 / 化学物質 / 消費者 / 被害 / 基本的知識 / 参加型教室
Outline of Annual Research Achievements

化粧は肌の保護や、人の美的感覚に対する欲求を満足させたり、他人とのコミュニケーションツールの一つとして人々の生活に役立つものとして使用され続けてきたのであるが、一方では化粧による健康被害が生じているケースも多く報告されており、消費者は化粧することの意欲はあるものの、成分などの関連知識が少なく受動的過ぎることも一部では指摘されている。
本研究は化粧に関する人々の意識や態度および行動を明らかにするとともに化粧行動と保健行動との関連性を明らかにすることと、その実態を踏まえながら「化粧教育」(仮称)のプログラム案の基礎的資料を作成し、ヘルスプロモーションにつなげることを目的とする。
先行研究は極めて少ないが、今年度は関連文献を網羅的に収集し整理を行った。また、消費者センター等で、化粧品被害についての情報収集を行っている途中である。同時に基本的な化粧行動(化粧に対する意識と態度及び行動)に関することについての実態調査である聞き取り調査をおもに女性を対象者とし世代別に分けてデータ収集を行っているところである。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成26年度は本研究について、当初、消費者センター等からの情報収集の計画はなかったが、必要性があり計画に取り入れ行ったことで当初の計画より遅れの原因の一つとなった。また、最初に量的調査を行い、次に量的で得られない部分として、質的調査を行う予定であったが、質問紙調査における尺度使用について検討をし直す必要が出てきたことと、先行研究が極めて少ないために質問項目を検討するのに時間がかかり、いまだ完成に至っていないことが、遅れている理由として挙げられる。また、質的調査を行ってからのほうがより的確な量的調査の質問紙項目ができると判断し、計画変更し質的調査を先行している。

Strategy for Future Research Activity

平成27年度前半において質的調査をまとめながら、同時に量的研究の質問紙を作成し、調査を実施する予定である。量的調査は無作為調査での(抽出名簿は住民基本台帳)で行う予定であったが、コンピュータ、スマートフォン使用年齢のバイアスも考慮しながら、WEB調査方法も視野に入れて検討し行っていく。後半期においては、それまでの調査で得られたものをまとめると共に、化粧と健康をテーマにした、受講だけでない参加型教室を開催し短期的評価を行う予定である。

Causes of Carryover

今年度は計画では、量的調査の自記式質問紙を作成し、配布、回収の計画を、まず第一に考えていたが、質問紙作成に使用する尺度等の再検討の必要がでてきて、かなりの時間を要した。ほか関連事項の遅れが出てきており、これらの実施は次年度に行う計画に変更せざるを得ない状況となり、したがって今年度の経費を次年度に使用することとなった。

Expenditure Plan for Carryover Budget

量的調査に係る費用一式 質的調査の参加者へ謝金、テープ起こしの外注にかかる費用、参加型教室開催に関する費用、学会発表4人(旅費、学会参加費)等に、今年度予算の残および次年度の予算全額を使用する予定である。

URL: 

Published: 2016-05-27  

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