2014 Fiscal Year Research-status Report
研究者から社会への間接的な科学コミュニケーションの数学における実践と研究
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26560087
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
藤原 耕二 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60229078)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 数学 / 科学コミュニケーション / ジャーナリスト・イン・レジデンス |
Outline of Annual Research Achievements |
研究の目的は、数学者による間接的な科学コミュニケーションの実践と研究である。
まず実践については、代表者の主催する「ジャーナリスト・イン・レジデンス」プログラムを継続した。今年度は、5名のジャーナリスト・アーティストなどを受け入れ、9箇所の関連機関に滞在した。特に新しく、統計関係の研究機関に滞在したことが、大きな進展であった。また、外国人ジャーナリストの受け入れについて準備をすすめ、来年度早々に実現の予定である。
次に研究面では、代表者が科学技術社会論学会(大阪大)に参加して、関連研究者と情報交換したのが、新しい収穫であった。 また、6月に玉原における東京大学数理科学研究科主催の科学コミュニケーションに関する研究集会に参加し、成果発表し、また多くのジャーナリストや科学コミュニケーションに取り組む数学関係の研究者と意見交換した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ジャーナリスト・イン・レジデンスプログラムの運営は順調である。外国人ジャーナリストの受け入れは今年度は実現しなかったが、準備がすすみ、来年度早々に実現予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
準備中の外国人ジャーナリストの受け入れを実現する。それに基づき、研究を進める。ジャーナリスト・イン・レジデンスプログラムを引き続き運営する。東京大学数理科学研究科主催の科学コミュニケーションに関する研究集会に出席し、講演する予定。
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Causes of Carryover |
外国人ジャーナリストの受け入れが年度内に実現しなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
外国人ジャーナリストの受け入れを6月に予定中。
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