2014 Fiscal Year Research-status Report
歩行能力を有する脳性麻痺児におけるゲイトコレクター適用後の局所筋の定量的疲労分析
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26560311
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
森田 正治 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (80598475)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 脳性麻痺 / 痙性筋 / 局所筋疲労 / 近赤外分光法 / 筋電図解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究機材の納入が3月末になったため実質的なデータ計測ができなかった。ただ、研究協力施設(こぐま学園、ハートウォーカージャパン、柳川療育センター)に出向き、ゲイトコレクター装着可能な脳性麻痺児の選定を行い、対象児の親御さんには具体的な研究計画を説明し、平成27年度にデータ計測を開始する予定である。 一方、誘発筋電図は関係施設からの借用許可が得られ、研究協力施設に備品を運搬し、予備実験は進めてきた。当初、誘発筋電図ではH波とM波の最大振幅比を痙性筋の緊張程度評価で用いる予定であったが、予備実験を通してF波を用いた相対的な評価の方が脳性麻痺児に適用性が高いと判断し、評価方法を変更する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究に必要な備品である筋電図の購入に期間を要し、初年度の計測ができていない。 また、想定していたよりもゲイトコレクターを装着している脳性麻痺児が少ないため、研究協力対象児を集めるのに苦慮している。
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Strategy for Future Research Activity |
定期的に研究協力施設に出向き、対象者の選定及び研究内容の説明に邁進していきたい。脳性麻痺児の体調等によりデータ計測が予定通り進まないことも想定されるため、予備日を設定しながらデータ数を増やしていきたい。 当初、誘発筋電図による痙性筋の緊張程度評価は、予備実験を通して下腿三頭筋のH波とM波の最大振幅比よりもF波の相対的な評価の方が妥当であると判断し、評価指標を変更する予定である。
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Causes of Carryover |
当初、「光イメージング脳機能測定装置アップグレード」を予算計上していたが、本研究に必要なシステムを整えた本体を研究期間中必要に応じて研究協力者が在籍する東京理科大学から無償借用する許可が得られた。したがって、別途予算計上していた有線タイプの筋電図バージョンアップ(マイオリサーチXPバージョンアップ)ではなく、対象とする脳性麻痺児の歩行に支障をきたしにくい無線タイプの筋電図(日本光電、WEB-1000)に変更し、研究を進めていくようにした。つきましては、平成26年度請求額では、機器購入上、経費不足のため、後年度予算から前倒し支払い請求をさせて頂いた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
当初、購入予定としていた光イメージング脳機能測定装置本体を東京理科大学から借用することができたことにより、付随して予算計上していた消耗品の一部についても購入不要となり、経費圧縮が可能となった。このことから無線タイプの筋電図(日本光電、WEB-1000)に購入備品を変更することに伴う増額分は相殺が可能であり、また、誘発筋電図の計測に必要な消耗備品の購入にも適用可能なため、目的の達成に支障はない。
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Research Products
(2 results)