2015 Fiscal Year Research-status Report
非専門家による初学者への剣道指導を優しく支援するシステムの開発
Project/Area Number |
26560331
|
Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
平田 隆幸 福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20202278)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 教育支援システム / 熟練度評価 / Kinect |
Outline of Annual Research Achievements |
Microsoft社のKinect ver.2を用いたシステムの開発および改良をおこなった。Kinect ver. 2は、3D位置計測センサーとしてみた場合、以前のKinect ver. 1より計測精度が一段と向上している。一方、新しく発表されたデバイスであるがゆえに、過去のソフトウェアの蓄積がなく、ソフトウェア開発を新しく行わなければならないという困難性がともなうデメリットも存在した。 剣道における身体運動の計測を、筋電計および新しく開発したKinect ver. 2を使ったシステムをもちいておこなった。また、筋電計測の同時計測の数を増やすことができた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
急な病気を患い、3か月あまり(平成27年6月~9月)の間、入院を余儀なくされたため、当初の計画より遅れてしまった。
|
Strategy for Future Research Activity |
剣道の身体運動の計測システムの改良と完成を目指す。さらに、熟練度評価システムの確立を目指す。定量的な熟練度評価システムにより、剣道の非専門家による指導においても効率的な指導がおこなえるようになる。剣道の身体運動をKinect ver.2および筋電計(計測点を増やした多チャンネル)をもちいた同時計測をおこなう。
|
Causes of Carryover |
ほぼ予定通りの予算使用状況であった。平成27年度は最終年度ではなく、生じた次年度使用額は1000円以下のため、平成28年度に使用する予定である。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度使用額は1000円以下であり、最終年度である平成28年度に使用する予定である。
|
Research Products
(2 results)