2014 Fiscal Year Research-status Report
生体骨格筋の動的in vivoイメージングのためのプラットフォームの開発
Project/Area Number |
26560394
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
秋本 崇之 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00323460)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
Keywords | in vivoイメージング / 筋 / シグナル伝達 / 動的状態 / メカニカルストレス |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度は基本的な実験系の確認を行った.その結果,マウス前頚骨筋および短趾屈筋を観察対象として生体骨格筋より蛍光画像を取得する事ができた.さらに,動物個体の固定位の最適化のため,様々な固定法を検討した.マウス前頚骨筋および短趾屈筋観察時の固定位を最適化を試みた.この最適位置にて現在,動物個体を固定するための顕微鏡ステージの試作を行っている. 当初本研究予算にて,動物用の倒立型顕微鏡を用いた実験環境を整備する予定であったが,予算の不足により新規に正立型顕微鏡を購入することができなかった.このため現在中古の顕微鏡を探している.顕微鏡が購入できれば,既存の励起用レーザー,スピニングディスク共焦点および,高感度背面照射型CCDカメラを早急にセットアップし,動物個体を観察できる実験環境の構築を目指す.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初本研究予算にて,動物用の倒立型顕微鏡を用いた実験環境を整備する予定であったが,予算の不足により新規に正立型顕微鏡を購入することができなかった.このため現在中古の顕微鏡を探している.
|
Strategy for Future Research Activity |
早急に中古の動物用顕微鏡を購入し,動的in vivoイメージングの実験環境を構築する.さらに動物用ステージを改良し,マウスの固定位置を最適化する事で,イメージングの精度を向上させる.
|
Causes of Carryover |
予算の不足により当初予定していた顕微鏡(新品)の購入が不可能であったため.
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
本年度,中古の顕微鏡を購入し,研究計画を達成する.
|