2014 Fiscal Year Research-status Report
人間同様に失敗する構文処理による自然な文生成の研究
Project/Area Number |
26580082
|
Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
狩野 芳伸 静岡大学, 情報学研究科, 准教授 (20506729)
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 自然言語処理 / 解析器 |
Outline of Annual Research Achievements |
自然言語処理の研究は、研究者が人手で付与したコーパスアノテーションを解析器がどこまで自動復元できるか、その精度を競ってきた。しかし、文生成の出力は未だ不自然である。本研究では、言語処理モデルをあえて「人間並に失敗」するように構築し、より自然な言語処理の研究を行う。
初年度である本年度は、基本的な心理学的妥当性を満たす構文処理モデルの構築を行い、それに基づいた構文解析器のプロトタイプ実装を進めた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
解析器のプロトタイプ実装に、想定よりも時間を要しているため。
|
Strategy for Future Research Activity |
今後は、プロトタイプの実装を完成させるとともに、実装した解析器の評価を行えるようにし、実験を進める。
|
Causes of Carryover |
想定よりプロトタイプ実装に時間を要しているため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
プロトタイプの実装関連と、データの整備に用いる。
|