2015 Fiscal Year Research-status Report
第二言語における習熟度と、第二言語処理時の脳反応時間との関係性に関する探索的研究
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26580104
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Research Institution | Chiba Institute of Science |
Principal Investigator |
横山 悟 千葉科学大学, 薬学部, 准教授 (20451627)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 心理言語学 / 外国語学習 / 英語学習 / 脳機能画像法 / 神経言語学 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度は行動実験としてself-paced reading taskによる実験を行った。同時に、習熟度評価試験として、Minimal English Test(MET)を使用した。英文読解時間、及び事後の読解確認テストの正答率と、習熟度指標としてのMETスコアとの関係性につき、解析を進めている。 上記に並行して、習熟度指標の見直しを含め、予備調査を行って検討しながら、英語課題に対する正答率・反応時間の計測方法についても、大規模データの収集のためのシステムを構築するために予備調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
行動実験の実施が進んでおり、収集できたデータに対する解析に着手できているが、習熟度指標及び大規模行動データ収集のための方法に関する検討を行っている点、及び脳機能画像法を用いた実験実施のための準備に遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
行動実験におけるデータ収集の継続、習熟度計測法の見直し、大規模データ収集方法の検討、及び脳機能画像法による実験の実施を行う予定である。データを収集でき次第、各データの相関関係について、解析を行う。
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Causes of Carryover |
前々年度実施予定の実験準備・実施が遅れたため、全体的に計画が後ろに押している。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
習熟度評価法の検討、大規模データ収集方法の検討、予定していた行動実験の実施、及び脳機能画像法による実験の準備・実施のために使用する予定である。
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