2014 Fiscal Year Research-status Report
A Geographical Perspective on Women's Rural-bound Mobility, their Innovative and Synergistic Entrepreneurial Activities and their Contribution to Sustainable Rural Development in Japan and the EU
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26580144
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Research Institution | 一般財団法人農政調査委員会 |
Principal Investigator |
鷹取 泰子 一般財団法人農政調査委員会, その他部局等, 研究員 (30643283)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 リディア 一般財団法人農政調査委員会, その他部局等, 研究員 (60600377)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 起業家 / 農村志向 / 女性 / 有機農業 / 直売所 / ルーマニア / アントレプルヌース |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は研究の1年目に当たり、研究代表者、分担研究者ともに月数回程度のミーティングを行いながら日々進捗状況を確認・把握し、情報を共有しながら調査・研究を進めた。 当初の予定では1年目に国内調査、2年目に外国(ルーマニア)調査を重点的に行う計画であったが、ミーティング及びルーマニアの協力研究者との情報交換などを経て、1年目より代表者と分担研究者が共にルーマニアでの調査を実施した。そのため1年目に予定していた国内調査の一部は、2年目に持ち越すこととなった。 結果、国内で6月と11月、ルーマニアで8月に現地調査を実施し、その成果については秋と春の学会で発表を行い公表した。また、本プロジェクトのウェブサイトを公開した。 ■佐々木リディア・鷹取泰子(2015):農村の社会的・経済的多様化:女性企業家の貢献―ルーマニアの事例. 日本地理学会春季大会(日本大学・文理学部)■鷹取泰子・佐々木リディア(2015):グローバル化社会における起業家活動および農村システムの変容―ルーマニア・ムレシュ県の有機農場を事例に. 日本地理学会春季大会(日本大学・文理学部)■鷹取泰子・佐々木リディア(2014):農村志向の移住起業家によるルーラル・ツーリズムの構築―北海道十勝管内における起業家の諸活動と協働の事例から. 日本地理学会秋季大会(富山大学)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究代表者、研究分担者ともに各課題について概ね順調に進展している。
本年度は学会での発表3件を実施している。外国(ルーマニア)での調査を一部前倒ししたが、その代わりに国内での調査は一部2年目につみこすこととした。論文等での公表は初年度中に達成できなかったため、2年目へのつみこし課題となった。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、基本的には当初の研究計画に基づいて各自調査・研究を実施する予定であるが、26年度の積み残し課題(一部の国内調査及び論文等への取りまとめ)については各自で年度前半、早い段階で消化することを確認している。
また、本プロジェクトのウェブサイトを公開したので、今後は学会発表、論文発表とあわせ、成果の公表・共有を重点的に行っていく予定である。
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Causes of Carryover |
1年目の調査地を国内分と外国分で若干入れ替え、調査回数も一致しないことから、旅費や印刷代等の年間の使用額に相違が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2年目に積み残しとした国内調査の実施に充当する予定である。
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Research Products
(4 results)